hiro のコメント

さて、私がこのような場面に遭遇したとき、
梅田耕太郎さんのような行動がとれるのか、ですが、
エピソードをいくつか上げさせていただきますと、

子どもの頃兄が「自分の命と世界中の人の命、どちらが重い?」と聞いてきたので「世界中の人の命」と答えたら「ぶー。自分の命が世界中の命より重いってみんなが思って生きなあかんねん」と言われました。
子どもの言うことなのでツッコミどころは満載ですが、
「自分の命が最上の価値」という価値観からそう教えられたのか、
子どもに対してだからそのように教えられたのか。

6年生の時に同じ学校の兄弟が川でおぼれて死んだ。
弟は兄(6年)を助けようとして一緒におぼれたらしい。
そのとき私がいまだに(唯一)嫌いな担任(♀)の先生が、
「助けようとするときは薄情なようですが棒か何か指し出す」
というようなことを言っていた。
「そんなんで助けられるわけ無いやん」と思ったが。

部活の先生が私が大人になって
「新任のころ、子どもが崖から落ちて目の前を落ちていった。自分は手が出せなかった」という夢をよく見た、という話をします。
「とっさに手が出るのか」という教師としての心構えを話しているのですが。

事務職員として小学校に勤めたときは、校長から
不審者が攻めてきたらお前が体を張って止めろ、
と言われて引きました。お前が責任者やろ

娘には人助けせずに生きてほしいと思います。

さて私ですが、自分の命をかけて人助けをするのか。
学校で生徒に対してはどうか。
教師ではないのでできるだけ教師に振るようにはしています。
娘に対しては?妻に対しては?
どちらかしか助けられなかったら?
というのは「妻」と思っています。
妻は「娘」って言います。
役割・仕事としているところで起きたら?
普通に生活していて起きたら?

よしりん先生の作品を読んで、
「命を手段に」という価値観を、少しは理解しているつもりです。
もう40を過ぎて、子どもの時の予定よりは長く生きています。
どうせ死ぬんだから、人助けをして死ぬんだったら本望です。
でもいざというとき、本当にそれができるのか、
自分も死なずに暴漢に立ち向かえるのか、
「さすまた訓練」もしましたが、あれは意外と弱いです。
先のようを持たれたらてこの原理で回されると負けます。
防犯ブザーや防犯(催涙)スプレーを持っていた方がよいのか、
今週のゴー宣に描かれていたような手段を、リアルに想像して、
備え、そのときが来れば実行したいと思います。

No.61 77ヶ月前

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