すみません。前言撤回します。ひと月位控えるつもりでいました。拙いながらも参戦します。

ドワンゴの措置に怒りを覚えます。これこそ表現の自由の侵害なのでは。
私は携帯電話とかではライジングを読んでないので、別にいいですが、投稿したかたが気の毒です。
個人的なことを言えば、ドワンゴは現在のPCソフトがマイクロソフト社の寡占になってしまい、ジャストシステムとかLotusとかが肩身の狭い思いをしてることにこそ、注目すべきでは（それとも、これもアナログなのでしょうか）。

ライジング感想を簡単に記します。
★泉美木蘭のトンデモ見聞録・第88回「戦争写真家ロバート・キャパのこと」
昔、湾岸戦争であざらしに油をかけて、フセインの暴虐を報道した話を思い出したのですが、同じやらせにしても、雲泥の差です。キャパの名前は知っていましたが、人間はどうしたら、名前とか出自とかで先入観を抱くのでしょうか。昔、『紳士協定』というユダヤ人差別の映画があったそうですが、こういう人種間の問題にこそ、ドワンゴは注目すべきなのでは（だからといって、インディアンをネイティブ・アメリカンと言いかえろ、というのにも反発しますが。「アメリカ」だって、「アメリゴ・ヴェスプッチ」に由来する地名であるし）

★ゴーマニズム宣言・第284回「新聞を読まない人は全部、自民党支持（笑）」
つくづく、自民党は選民思想に犯された、病膏肓に入った、病根の深い政党なのだと思いました。「おごる平家は久しからず」ということわざも。麻生という方も、ゴルゴ13だけに熱中せずに、国民の目に寄り添った幅広い視野で世の中を見て欲しいと思いました。伊藤詩織さんがなぜ告白本を出さなけばならなかったのか、など。
また、思想的なかたよりがあろうとも、新聞は注意をした上で熟読しないといけないのだ、そのことが私たちの考える力を鍛えるのだと言えるでしょう。

よしりん先生のおっしゃられる通りだと、もう岩波文庫や、論創社や国書刊行会のハードカバーなどは売れなくなるのでしょうか。先日出た、横溝正史の短篇全集も。私たちはもの凄く損をしてるように思えてなりません。分厚くて安い本、というのは不可能なのでしょうか？