>「反骨精神と架空の写真家」 アンドレとゲルダが出会ったことで展開する何とドラマチックな人生。非凡な能力があったとしても、ゲルダ発の大胆な【演出】があったからこそ。演出することでそれが≪現実≫になり、それどころかさらに大きく激しく最期の幕切れまで突き進んだ文字通り「劇的」な二人。 【演出】って絵空事の設定ではない。個人の、また多くの人々の≪心身の生き死にを左右する≫ものなんだ、とあらためて思いました。 例えば権力側がどのような目的でどのような【演出】を世に流そうとしているか、それに取り込まれるか抵抗するかにも関わります。演出にも“公と私”があり、演出どうしの戦いがあります。 ロバート・キャパとのゲルダ・タロー、その名前の響きも切なく激烈な美を感じさせます。後の各種検証などちっぽけで霞んでしまうほどに。
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>「反骨精神と架空の写真家」
アンドレとゲルダが出会ったことで展開する何とドラマチックな人生。非凡な能力があったとしても、ゲルダ発の大胆な【演出】があったからこそ。演出することでそれが≪現実≫になり、それどころかさらに大きく激しく最期の幕切れまで突き進んだ文字通り「劇的」な二人。
【演出】って絵空事の設定ではない。個人の、また多くの人々の≪心身の生き死にを左右する≫ものなんだ、とあらためて思いました。
例えば権力側がどのような目的でどのような【演出】を世に流そうとしているか、それに取り込まれるか抵抗するかにも関わります。演出にも“公と私”があり、演出どうしの戦いがあります。
ロバート・キャパとのゲルダ・タロー、その名前の響きも切なく激烈な美を感じさせます。後の各種検証などちっぽけで霞んでしまうほどに。