M.O のコメント

何でも『週刊文春』の編集長が交代したそうです。
スクープ連発にも関わらず、発行部数の減少に歯止めがかからなかったためではないか、とも言われていますが、文藝春秋社の他の雑誌でも人事異動が行われているので、直接的な要因は分かりません。
ただ、部数減少は事実のようで、それはひょっとしたら山尾志桜里議員と倉持麟太郎弁護士の「不倫疑惑」のしつこい追及を、小林先生が徹底的に論破し、カメラを向けられた文春記者の醜態を暴いたことが、イメージ悪化につながったのかもしれません。

2018年に入ってからは、私が覚えている限りでは、「不倫報道」は小室哲哉と小泉今日子ぐらいでしたでしょうか。
しかも、小室哲哉はそれで引退表明し、奥様の介護という事情もあって、世間は「文春砲」を大バッシング。
一方、小泉今日子は一歩も退かない毅然とした態度を貫き、「さすがキョンキョン。カッコイイ」と世間に言わしめ、不倫のネガティブキャンペーンを終息させてしまいました。

その後はすっかりおとなしくなり、普通に政権も批判し、社会問題も取り扱う、真っ当な週刊誌に回帰した印象です。
やはり、過ぎたるは及ばざるがごとし。
大衆に、過ぎたる「パンとサーカス」を提供して熱狂的にもてはやされましたが、やはり飽きられたようです。
「文春砲」が飽きられるまでに、約2年という期間はやや長すぎたとは思いますが。

No.102 77ヶ月前

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