キャバクラのことについて、少し書いてみます。

昔プレイした「下級生」といふPCゲームで、ピアニスト志望の女性がゐて、学費のためにキャバクラでアルバイトしないといけなくなり、いつの間にか音楽学校へゆくのがおろそかになり、精神的にも鬱状態になってきたので、昼間だけ喫茶店でアルバイトして、そこで主人公と出会ふ、といふ話がありました。
確かにキャバクラの害は大きいのでせう。しかし、風俗業を廃したら、さういふ人たちが学費支払ふ可能性もなくなると思ひます。
いっそ、ベーシックインカムでもやってみたら、いかがぢゃないでせうか、といふ皮肉を記します。

あと、遅ればせながら、朝日の詩について。百済ない、ぢゃなくて下らないです。
「私」と「あなた」は明らかに違ふ人間です。「経験」も「環境」も異なるし、「感性」も「感情」も別ですし、共通するのは生まれた国とか故郷とか、あるいはかよってゐる学校とか会社とか、そんなものしかないわけです。それでも喧嘩とかも起こるのだから、相互理解はむづかしいわけです。
そんなところから「個」が生じ、互ひに理解しようとして理解し合ふことのむづかしさが生まれるのだらうと。「公」といふ文字の成り立ちのことを思ひだしてしまひました。その記者は、ガンダムかエヴァンゲリオンでも視聴しすぎたのでせうか。でしたら、「ガンダムX」を見てみることをおすすめしたいです。あの作品が追究した「ニュータイプとは何か」といふテーマは、その記者の参考になることと思ひます。