先日NHKでやっていた「お母さんのせいきゅう書」は、放送後直ぐ話題になっていました。周りと違うというだけで自分の意見を否定された小学生も不憫ですが、道徳というコレと言った答えのない難しい題材を、大学出たばかりの若い教師に任せるのも酷い話だと思います。 加えて、母親は無償で当たり前だと教え込む授業のやり方に、余り批判が集まらなかったのもヘンな気がします。「あたしおかあさんだから」には相当な批判(というか罵倒)が寄せられたと言うのに。 ただ、それ以上に、「お母さんのせいきゅう書」の元ネタがアメリカとは呆れました。この国は道徳まで輸入モノに頼る程度になってしまったのか。 今回の道徳教科化は国を憂いての事では無く、安倍政権の自己満足か、安倍シンパのウケ狙いで決めたものだとしか思えません。 もう少ししたら母の日です。子供の頃、母の日に「肩たたき券」を作って渡したは良いけれど、母も色々忙しく、いつの間にか券の存在を忘れていた、なんてことがありました。 小学校の授業で親孝行を説くなら、まだ理解出来ます。もっとも毒親だった場合は子供にとって辛いだけですが。
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小林よしのりチャンネル
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先日NHKでやっていた「お母さんのせいきゅう書」は、放送後直ぐ話題になっていました。周りと違うというだけで自分の意見を否定された小学生も不憫ですが、道徳というコレと言った答えのない難しい題材を、大学出たばかりの若い教師に任せるのも酷い話だと思います。
加えて、母親は無償で当たり前だと教え込む授業のやり方に、余り批判が集まらなかったのもヘンな気がします。「あたしおかあさんだから」には相当な批判(というか罵倒)が寄せられたと言うのに。
ただ、それ以上に、「お母さんのせいきゅう書」の元ネタがアメリカとは呆れました。この国は道徳まで輸入モノに頼る程度になってしまったのか。
今回の道徳教科化は国を憂いての事では無く、安倍政権の自己満足か、安倍シンパのウケ狙いで決めたものだとしか思えません。
もう少ししたら母の日です。子供の頃、母の日に「肩たたき券」を作って渡したは良いけれど、母も色々忙しく、いつの間にか券の存在を忘れていた、なんてことがありました。
小学校の授業で親孝行を説くなら、まだ理解出来ます。もっとも毒親だった場合は子供にとって辛いだけですが。