希蝶 のコメント

早速訂正:草原→創元。

あと、多分、やはりある程度言っておかないといけないのではないか、と思ふので。
私たちが助詞で「は」とか「へ」とか「を」と使ふのもアナクロになるのでせうか。
英単語とかで「sun」と「son」を区別するのはアナクロになるのかな?
もしそれが便利で規則だから、といふのなら、歴史的仮名遣ひもそのやうなものだ、と主張しておきます。同音異義語の区別になったりもするんです。「対象」・「対称」・「対照」が区分けできるし。辞書も見やすくなるし。
そもそも、文語と歴史的仮名遣ひは別のものです。現代仮名遣いと、現行の当用漢字(常用漢字)だって、憲法と同じ位短期間で決められたいい加減なものです。
あと、かりに漢字を廃するとしたら、日本語は歴史的仮名遣ひにならざるを得ない、とも申しておきます。英単語を覚えるのにも便利な面もあります(なぜAugustが「オーガスト」で、「上野」が「かうづけ」から「こーずけ」になったのかも分かります)

もっとも、私たちが歴史的仮名遣ひとか、旧かなづかひとか蔑称するものについても、実は、かつて江戸前期の国学者の契沖(けいちゅう)といふ、荷田春満(かだのあづままろ)といふ人の師匠にあたる人が、万葉がなを参考に復元したものを、明治政府が採用したものだといふことは述べておきます(荷田春満は本居宣長の師匠にあたる人です)だから、そんなに伝統があるものではないです。
いはゆる「旧かなづかひ」にしても、表記にかなりゆれがあります。昔の人が、そんなに頭が良かったわけではないわけです。
しかし、ハ行活用については浸透度が高かったらしく、本来「ゐ」・「ゑ」だったものも「ひ」・「へ」になってゐる例もあるさうです。だから、「とわ」といふ名はあり得ないのです(少しこだはりますが)。
私はこれは伝統でもアナクロでもなく、便利で分かりやすいから、といふ理由で使用してゐます。小川なんちゃらみたいな、復古主義では用ゐてはゐません。
あまり意固地になってこのことを主張してもしゃうがないので、ここまでにしておきます。私も押しつけをしたいわけではなく、個性としてしてゐるだけです。
これも、表現の自由なんぢゃないかと思ひます。
あと、ずっと前に記した、「知立市」の話とかも思ひだせる人がゐたら、思ひだしてください(どこに記したか、忘れましたが)。こんなところにしておきます

(No.27にもミスがあったので、投稿し直します)

No.28 73ヶ月前

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