今週も配信ありがとうございます! お疲れ様です。 「トンデモ見聞録」読みました。 自分はアラーキーの写真集は全然見たことないんですが、 荒木経惟氏とモデルの間の問題と、荒木経惟氏の作品とは切り離して考えよう、という旨は確かにその通りだと思います。 もくれん先生の文章が、文学的で詩的なのも、芸術だなと思って読みました。 「鑑賞することで、その世界観の「共犯」になってしまう」という表現は、表現者でないと思いつかないですね。 表現をすることで、その表現を受け取った誰かを傷つけてしまうことはある訳で、 しかし、それが優れた表現であれば、時を経ても残っていくものだと改めて思います。 ピューリタニズムが席巻して行けば、表現の幅はどんどん狭められて、文化はやせ細って行くでしょう。 そうすれば、受け手の感性もどんどん劣化して摩滅して行くという悪循環になってしまいます。 「ゴー宣」読みました。 道徳の教科化は危ういですね。 「個性が大事!」という風潮が拡がっていた頃よりも、更に劣化が進み、それが国全体を覆ってきているように感じます。 八つ墓村的な全体主義、かもしれません。 メディア懐柔に血道を上げて来た安倍政権ですが、 ある意味、日本全体の劣化した風潮の象徴のような政権、それが今の安倍政権、というところもあるのかもしれません。 公文書改竄という国内外の信頼を失墜させることをしでかした政権ですが、 では、その膿を出すにはどうすれば良いのか? 将来を子供達に託して行くことも大人の責任ですが、 全員が一色の意見にならなければ許されない、という感覚を、 子供達に植え付けて行ってしまえば、 結局はその子供達が大人になって、会社組織や共同体に入って行っても、 組織全体が間違った方向に行こうとしてしまった場合に、 それを糺せずに、同調圧力で潰して行く、ということになってしまいます。 それはどの組織でもそうで、 政治家でも官僚でもマスコミでも、同じことが言えると思います。 時代の変化に合わせて変わって行かなければ、アナクロニズムに堕してしまいますが、 この風潮が「脱正義論」が描かれた頃、いや、もっと前から・・・? ある意味ずっと変わっていない、根深いところにあるということを感じてしまいます。 追伸:Q&A回答ありがとうございます。 綾瀬はるかは、「JIN-仁-」の頃はあまり注目していなかったのですが(ファンの方いたらスミマセン(汗)) 「精霊の守り人」を見て、アクションと殺陣に魅かれました。 アクション女優さんが、昔から好きです。
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今週も配信ありがとうございます!
お疲れ様です。
「トンデモ見聞録」読みました。
自分はアラーキーの写真集は全然見たことないんですが、
荒木経惟氏とモデルの間の問題と、荒木経惟氏の作品とは切り離して考えよう、という旨は確かにその通りだと思います。
もくれん先生の文章が、文学的で詩的なのも、芸術だなと思って読みました。
「鑑賞することで、その世界観の「共犯」になってしまう」という表現は、表現者でないと思いつかないですね。
表現をすることで、その表現を受け取った誰かを傷つけてしまうことはある訳で、
しかし、それが優れた表現であれば、時を経ても残っていくものだと改めて思います。
ピューリタニズムが席巻して行けば、表現の幅はどんどん狭められて、文化はやせ細って行くでしょう。
そうすれば、受け手の感性もどんどん劣化して摩滅して行くという悪循環になってしまいます。
「ゴー宣」読みました。
道徳の教科化は危ういですね。
「個性が大事!」という風潮が拡がっていた頃よりも、更に劣化が進み、それが国全体を覆ってきているように感じます。
八つ墓村的な全体主義、かもしれません。
メディア懐柔に血道を上げて来た安倍政権ですが、
ある意味、日本全体の劣化した風潮の象徴のような政権、それが今の安倍政権、というところもあるのかもしれません。
公文書改竄という国内外の信頼を失墜させることをしでかした政権ですが、
では、その膿を出すにはどうすれば良いのか?
将来を子供達に託して行くことも大人の責任ですが、
全員が一色の意見にならなければ許されない、という感覚を、
子供達に植え付けて行ってしまえば、
結局はその子供達が大人になって、会社組織や共同体に入って行っても、
組織全体が間違った方向に行こうとしてしまった場合に、
それを糺せずに、同調圧力で潰して行く、ということになってしまいます。
それはどの組織でもそうで、
政治家でも官僚でもマスコミでも、同じことが言えると思います。
時代の変化に合わせて変わって行かなければ、アナクロニズムに堕してしまいますが、
この風潮が「脱正義論」が描かれた頃、いや、もっと前から・・・?
ある意味ずっと変わっていない、根深いところにあるということを感じてしまいます。
追伸:Q&A回答ありがとうございます。
綾瀬はるかは、「JIN-仁-」の頃はあまり注目していなかったのですが(ファンの方いたらスミマセン(汗))
「精霊の守り人」を見て、アクションと殺陣に魅かれました。
アクション女優さんが、昔から好きです。