先日のゴー宣道場で話題に挙がっていた、長谷部恭男著「憲法の良識」を購入して読み進めてきましたが、ただただ辛いだけでした。合間に一時間ほど寝込まないと精神の安定が図れないくらい。
　まず最初から「憲法について一般市民が考えるのは異常」とあり、これだけで長谷部氏がどのような考えを持っているのか判断出来ます。
　そして本の半分を使って延々「良識に基づき憲法を解釈しましょう」と述べています。つまり、長谷部氏に言わせれば（長谷部氏の）良識の範疇において自衛隊は合憲だと言うのです。だから安倍の加憲案など必要無いし、山尾議員の改憲案も自衛隊という戦力を正統化してしまう危険なものと（デマを混じえながら）評するのです。現憲法の問題点を列挙した「ゴー宣憲法道場」とは比べ物にならない程劣悪です。