３．１１日付の読売でも、１ミリシーベルト基準が復興の障害であり、１００ミリシーベルトまでは健康被害との因果関係は証明できない、放射線医療でも７ミリシーベルト被曝する事はある･･･という、お決まりの論旨を、１面に堂々と載せています。放射線医療と発ガンの因果関係の可能性が指摘されている、というのに。
遠まわしに、復興が進まないのは反原発派のせいだ、とでも言いたいのでしょうか？一方で、がれき処理費用だけを着服して、実際はがれき処理を行わない、といった詐欺が公然と行われている事にも憤りを覚えます。

果たしてこの国には、本当に被災地を救う気があるのでしょうか？どこか、北朝鮮による拉致被害家族への対応と似た、冷淡さを覚えます。そうは思いたくありません。良識ある多数派の声を汲み上げて、増幅させる必要があると思います。