隼人 のコメント

 ライジング号外、とても胸に響きました。日本に迫っている危機(皇室・原発・TPP)は日本国民個々人の覚悟がなければ解決する問題ではないと私は思います。では覚悟とはどのようにして生まれるのでしょう?私は「己の守るべきものに気づいた時こそ、覚悟が生じる」と考えます。
 私は長崎生まれ長崎育ちですから小学校入学から高校卒業まで平和教育を教え込まれ自虐史観にはまり、「戦争論」を読んでも払しょくすることができませんでした。ですが一年間関東に来て一人暮らしを営む中で「あの人たち(家族・親戚・隣人・友人)、あの土地(山・川・海)が18年間俺を育ててくれたのだ。長崎こそが俺の故郷であり、俺の守るべきものなのだ。」と気づき、そして再び戦争論を読み直し「個と公」のテーマを再認識したとき、「長崎があるのは日本という国家が存在するからあるのであり、その礎は先人たちによるものだ。だから日本守ることは故郷を守ることにつながるのだ。」とわかりました。
 はっきり言って私は被災者の方からしてみれば恵まれた者です。私にはいつでも帰る場所があり、そこには家族・知り合いがいて温かいご飯があり、窓を開ければ見慣れた自然の風景が広がっているのです。ですが被災した人の多くの方もほんの数年前は私と同じ状況だったのです。それがあの日を境にすべてが逆転し、あたり前のものがそうでなくなったのです。
 3月11日は犠牲になられた方々、今も苦しんでいる方々への苦しみ、痛みに思いを寄せます。そして彼らが守りたかったもの、今守ろうとしているものは私にとってかけがえのないものと同じだと思います。それを穢し、崩壊させようとするもの(原発・B層・政治家・外国など)に私も覚悟を以てして闘い、生き抜こうと思います。

No.18 142ヶ月前

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