今週も楽しませていただきました。

倒れた市長を救助しようとした看護士女性に対して、女性は土俵から降りるようにアナウンスした事についてのブログ、とても共感しました。
我が家でも、あれはおかしい！と夫や子供と話をしていました。

伝統だと思っていた事が、実は因習だった…
という気付きは、自分の中の素直な心の内から湧いてくる違和感から出発し、
何故、自分はその違和感を感じたのか？
と内省しつつ、自分の心のひだを一つ一つ分析していくことによって理屈付けされて、
初めて解明していくのかしら？
などと思ったりします。

救助した彼女達は、その後表彰すると申し出された事に対して、
当たり前の事をしただけなので、そっとしておいてほしい
と、辞退したそうですね。
この彼女達の姿勢にも尊敬の念を抱かずにはいられません。

そして、私の親友である、シングルで二人の男の子を育てている看護士の友人の姿と重なりました。
その友人は、看護士は「私の天職だと思っている」と言い、
例え職場を離れていたとしても、誰かが倒れていたら必ず助ける。
と、様々な悩みを抱えながらも、澄んだ瞳で私に言っていました。
素直に、彼女を尊敬しました。

そのような使命感に突き動かされて行動した方を、女は土俵には上がってはいけないからというような理由で(理由はそれしか考えつかない)、止めさせるというのは間違っている！
と思う、自分の全うな感覚の方を信じたいと思います。