しかし、安倍政権は相変わらずメディア懐柔に血道をあげていて、
安倍との会食等を通じて、懐柔されるメディアもいれば、健気な抵抗を示すメディアもいる模様です。
メディアは、内閣人事局で人事を掌握した官僚・他省庁の公務員・そして内閣人事局に元警察官僚が来ることで、警察も掌握、検察も掌握、裁判官も掌握、・・・と、日本の中枢のありとあらゆる行政・立法・司法の機関が牛耳られて行く中で、
どれだけのメディアとしての矜持を示せるのでしょうか？
メディアは、政権に人事権を握られて生殺与奪の権利を奪われた訳ではありません。
放送法を盾に取って脅されているだけです。
ここからメディアが「漢（おとこ）」を見せるかどうかの分水嶺だと思っております。
日本が民主主義国家としての体裁をギリギリ保つことが出来るか、
はたまた中国や北朝鮮のような人治主義へと踏み出すしていくことを、誰も止められないことになってしまうのか？

私達は多くは日本で暮らしている訳です。
その日本の権力の腐敗は、間違いなく我々の生活レベルにまで深刻な影響を及ぼしてくると言えます。
日本が日本でなくなるかもしれない分水嶺において、及ばずながら戦いたいですし、
せめて若者達、子供達に日本を残して行きたいと考えております。