本日の道場に参加させていただきましたが、アンケートを書けなかったので、簡単ではありますが、こちらへ感想を書かせていただきます。

あらためまして、本日は参加させていただきありがとうございました。
さらに今日は、現行憲法の「個人」が自民党草案では「人」となっていることの懸念についてなど質問させていただきましたが、緊張していたためうまく言えなかったにもかかわらず、汲み取っていただいて、真摯にご回答いただけたのは大変ありがたかったです。
日本国憲法ではなぜ「“個人“の尊重」としたのか、また、ヨーロッパでは「人の尊厳」となっているとか、それらの違いについてのお話など、とても勉強になりましたし、考えさせられました。
高森先生が「でも自民党案はそうじゃないよね」とおっしゃったのは、私もその通りだと思いますし、よしりん先生からは「永田町の保守派議員は、個人主義と私人主義がごっちゃになっているが、個人主義は大事だ」というお話を伺えて、妙に安心した自分がおりました。倉持師範による「個人の尊重とは、自分とまったく違う価値観の人も自分と同じだけ尊重されるということだ」というご指摘は、考えてみれば当たり前のことでありながら、私にとっては盲点になりがちな視点でしたので、大変ありがたいご意見でした。

面白くなるだろうなと予想はしておりましたが、いざ臨んでみると、想像以上に面白い回でした。
山尾議員はいつものことながら、山元先生も、ひとつひとつ、素人にもわかるようにお話いただきました。お人柄なのか、お話しぶりが飄々としていて妙なおかしさがあるうえに、例えがクスリとせずにいられない、生々しいわかりやすさがありました(笑)。

一点だけ、憲法裁判所については、もう少し具体的に伺ってみたいと思ったので、次の機会の楽しみにしたいと思います。

それにしても、憲法がテーマの議論を楽しいと思える日が来るなんて、正直夢にも思っていませんでした。いま思えばこれまで複数回、ただぼんやり聞いているだけ（そこにいるだけ）と言ってもおかしくない状態でしたが、それもあながち無駄ではなかったということなのでしょうか。

次回は井上達夫先生かぁ…
道場自体ももちろんですし、それを聞く自分がどんな状態になるのか想像もつかないのが、これまた楽しみです(笑)