小林師範、時浦師範代、岸端女史、今回も配信をありがとうございます。 小林師範の指摘した「公地公民」や聖徳太子の「十七条憲法」について読み、日本は昭和初期に自由選挙が実地される前から民主主義と自由の概念があったのだと改めて認識することとなりました。「民主主義国だからどの国も例外なく善」という概念は「共産主義だからどの国の例外なく善」と同じくらい認識が甘いものだと認識しました。 安倍政権は圧倒的な支持率で、小林師範も「小林よしのりライジングVol.16」で近衛文麿と類似していると指摘されていましたが、政治で圧倒的支持されている政権には敵国のスパイが決まって活発的に暗躍しています。政権の支持率が上がれば上がるほど暗躍する場が広がるのです。近衛政権では尾崎秀実が戦況に影響を及ぼすほど政治決断に影響を及ぼし、米国では圧倒的支持を得ていたルーズベルトにもホワイト商務長官をはじめとするスパイが暗躍し、大東亜戦争への突入となりました。また、独裁政権であった蒋介石やナチス・ドイツにもソビエトのスパイが入り込み、西安事件やクルクスの戦いなど、戦況や政策に歴史に残るほどの影響を与えました。 女性宮家創設反対派に「天皇制打倒」を叫ぶ共産党支持層が多数を占めていたように、今回の安倍政権にもかつての近衛文麿政権のように、尾崎秀美のようなスパイが暗躍していると考えるのは自然なことであって、戦前よりもスパイの取り締まりにゆるい現在ではなおさら、様々な工作が行われていると考えるのは自然と思えるのに、なぜに、マスコミでもネットでもこのことについてまったく取り上げないのか不思議でなりません。 歴史を教訓にするならば、民主主義における政権で圧倒的支持を得た政権にはスパイが活動していることを前提にしなければならないのに、安倍政権の行く末だけを皆が見ているという点で、この先のことを考えると心配でなりません。 我が國、日本の國体について纏まった思考も感覚も持たずに泥沼の経済戦争への道が進められているようで、敗戦以上の苦汁を我々は味わうことを覚悟しなければならないのでしょうか?
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:6933238)
小林師範、時浦師範代、岸端女史、今回も配信をありがとうございます。
小林師範の指摘した「公地公民」や聖徳太子の「十七条憲法」について読み、日本は昭和初期に自由選挙が実地される前から民主主義と自由の概念があったのだと改めて認識することとなりました。「民主主義国だからどの国も例外なく善」という概念は「共産主義だからどの国の例外なく善」と同じくらい認識が甘いものだと認識しました。
安倍政権は圧倒的な支持率で、小林師範も「小林よしのりライジングVol.16」で近衛文麿と類似していると指摘されていましたが、政治で圧倒的支持されている政権には敵国のスパイが決まって活発的に暗躍しています。政権の支持率が上がれば上がるほど暗躍する場が広がるのです。近衛政権では尾崎秀実が戦況に影響を及ぼすほど政治決断に影響を及ぼし、米国では圧倒的支持を得ていたルーズベルトにもホワイト商務長官をはじめとするスパイが暗躍し、大東亜戦争への突入となりました。また、独裁政権であった蒋介石やナチス・ドイツにもソビエトのスパイが入り込み、西安事件やクルクスの戦いなど、戦況や政策に歴史に残るほどの影響を与えました。
女性宮家創設反対派に「天皇制打倒」を叫ぶ共産党支持層が多数を占めていたように、今回の安倍政権にもかつての近衛文麿政権のように、尾崎秀美のようなスパイが暗躍していると考えるのは自然なことであって、戦前よりもスパイの取り締まりにゆるい現在ではなおさら、様々な工作が行われていると考えるのは自然と思えるのに、なぜに、マスコミでもネットでもこのことについてまったく取り上げないのか不思議でなりません。
歴史を教訓にするならば、民主主義における政権で圧倒的支持を得た政権にはスパイが活動していることを前提にしなければならないのに、安倍政権の行く末だけを皆が見ているという点で、この先のことを考えると心配でなりません。
我が國、日本の國体について纏まった思考も感覚も持たずに泥沼の経済戦争への道が進められているようで、敗戦以上の苦汁を我々は味わうことを覚悟しなければならないのでしょうか?