kame のコメント

小林先生、スタッフの皆さん、いつも貴重な情報をありがとうございます!
この記事で目が覚めました(笑)
先般、女房に誘われて、皇居内の「三の丸尚像館」で開催されている
『明治十二年 明治天皇御下命 「人物写真帖」』 を見学して参りました。
教科書や様々な雑誌、単行本などに掲載されている写真とは
また別な見たこともないカットばかりでした。
さて、この展示を見て、明治期の素晴らしい精神に触れたように思いました。

これは私が指摘するまでもないのですが、まず、
明治天皇を支えた臣下たちは、近代国家を作り上げるべく、
渾然一体となってそれぞれの職務に就いていた、ということです。
約4,500名の肖像には、以下の方々が含まれていることからも理解できます。

皇族、政治家(大臣・参議)、華族、天皇の側近、軍人の他、
外交・財政制度・地方発展・医学・教育などに尽力した方々、
この他に幕末維新で活躍された方々、そして、神官・僧侶も含まれます。

この方々は幕末から明治期にかけての偉人でもありますが
すべて明治天皇のご意思であった日本の近代化に尽力されてきました。
この日本の近代化のもとではどんな職種であれ、その礎となった
方々は分け隔てなく評価されているという点が重要だと思いました。

そして、それが出来たのが、明治天皇、天皇であったという事実です。

・・・現代ではそれが、できるでしょうか。
自衛隊員はオリンピックで活躍すれば評価されるでしょうが・・・

近代国家日本の出発点は、明治天皇を中心に日本国民が結束して
国家を再建したのであり、現代はその間逆であるとしか言いようがありません。

例えば、安倍首相のように「女性宮家設立」という皇室存亡をかけた案を
首相就任直前に平気で握りつぶす政治家が、形だけとは言え、
天皇陛下から首相という立場を任命されるという異常事態が起こっています。

そしてこの愚行をどの新聞も、どの右翼も、どの派閥も指摘しません。

歴史を学ぶにつれ、私は現代こそ、明治維新の、明治天皇のご意思に沿った
あるべき姿である日本に立ち帰る岐路に立っていると思います。

幕末から明治期ほど、日本人一人一人が日本という国家を
どうするべきか考え、行動した時期だと思うからこそ、
そこに学ぶ必要があるのではないでしょうか。

以上、いつも長文ですいません。

先生のような刺激ある真実を突く文章が現代の言論界、新聞、マスコミに
全く存在しないのがとても残念でなりません。

P.S.
明治天皇論を是非先生に執筆していただきたいです。
ここから総括しなければならないと私は思います。

No.13 142ヶ月前

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