hiro のコメント

連日の連投で大変失礼いたしますが、
今朝の神戸新聞の社説がすごい!

公文書不正問題について
「政権の体質が招いた問題」として、
「公文書の保存と公開は、政治と行政を検証するために不可欠で、民主主義の根幹とされる。説明責任を軽視する姿勢には驚き、あきれ、憤りが募る。」
と述べ、今までの具体的な問題を並べています。
○ 「日報隠匿では、陸自幹部は文書の存在を確認しながら『廃棄済み』を理由に公開しなかった。その後発覚し、当時の稲田朋美防衛相の辞任に発展した。」
○ 「学校法人『加計学園』の獣医学部新設問題で、『総理の意向』と記された文書を『怪文書』と鼻であしらった菅義偉官房長官と、その後の文部科学省の対応しかり。」
○ 「首相が熱意を示す『働き方改革』では、裁量労働制に関する厚生労働省のデータの不備が次々に判明した。加藤勝信厚労相が『なくなった』とした調査原票が、省内で見つかった」
このように、防衛省、文科省、厚労省から今回の財務省へと続く同じような問題を並べているので、佐川の答弁の問題ではないことがよく分かります。

その上で
「官僚が時の政権におもねっているのなら、『全体の奉仕者』である公務員の本文を置き去りにしたとの批判は免れない。」
としつつ、
「ただ役人だけを責めて済む話ではない。『過剰な忖度』とされる現状を招いた安倍政権にこそ問題があるとみるべきだ」
と述べられています。
まったくもってそのとおりで、もうこの政権で何をやってもダメです。

No.99 82ヶ月前

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