lkfaeani のコメント

ライジングの配信、ありがとうございます。

ゴー宣の、朝日の訴訟に対する見解や自称保守の心理状態の洞察も、面白いしその通りだと思います。が、今回はやはりどうしても、木蘭先生の記事の方に強く関心が向いてしまいます。刺すような痛みを体中に感じながら読みました。

木蘭先生の主張にすべて同感です。
言葉の背後にあるその人の意図を感じ取ることで、文章はより深く理解できると思いますし、逆に自分が書くときには、頭の中で考えをはっきりさせておかないと、相手に伝わらないと思います。
また、言葉の上では間違いが無くても、情のレベルで共感できないと、理解し合うことはできないのだと思います。

私が高森師範のお話を最初にお聴きしたのは、天皇陛下の退位の問題が生じてから参加したゴー宣道場でのことでした。
天皇陛下のお言葉に対し、どうしてここまで深い洞察ができるのだろう。自分も同じお言葉を拝聴したはずなのに。
当たり前のことながら、そのレベルの違いに圧倒されました。
このときに、高森師範のお話をより深く理解したいと思ううちに、相手の感覚を意識しながら話を聴くことの大切さに気付きました。

疑問を素直に表明するのは、人との信頼関係を構築する上で大切なことだと思います。
今回、高森・倉持両師範への疑問を表明せずにいたら、ずっと猜疑心が晴れずに真剣な付き合いができなくなったのではないでしょうか。
主張をぶつけつつも押し付け合わず、適度なところで合意点を見出せたのは、議論の良いお手本であったと思います。

少し前からの一連のブログを改めて読み直すと、色々感じることがあります。
・今回私は、師範会議後の各師範のブログを読むまで、よしりん師範や木蘭師範、トッキーさんの気持ちを汲むことができませんでした。これは私にとっての反省点です。

・どれだけ精神力の強い人でも、大きな困難を伴う挑戦をしているときには、自分を見失うこともあると思います。
「あえて真意を質さず」
「結果を出さなくてもいいのだ。誠実に努力するだけで。」
というよしりん師範の言葉には、深い親心を感じました。

・個の強い人の集まりほど、摩擦が起きたときの影響は大きい。
その摩擦から共同体を守り、かつ目的達成に向けて力を引き出すために、突出した個とバランス感覚を持ったよしりん師範が父権を掌握するのは必要だと思います。
こうした人がいる組織では、民主主義など邪魔でしかないのでしょう。

・実力のある人がその力を存分に発揮するには、周囲の人たちのお膳立てが必要であること。
改めて、よしりん師範並びにゴー宣道場を支えてくださる皆様に、一読者・一参加者として感謝申し上げます。

No.110 79ヶ月前

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