lkfaeani のコメント

正直なところ、よしりん師範の撤退ブログを読んだとき、
「ああ、これで立憲的改憲も終わったな(トカトントン...)」と、関心が引いてしまったのを感じました。
そして思いました。
自分の中で湧きあがっていた、憲法論議に対する熱は何だったのか。
結局ゴー宣道場の熱に当てられていただけだったのか。
心底から自分が情けなくなりました。
気を取り直し、憲法論議に向き合っていきたいと思います。
他人がどう動こうと気にせず、自分の意志に従います。
「一人でいて寂しくない人間になれ」
今こそ強く胸に刻み込みます。

その上で、撤退問題について、どうしてここまで話がこじれてしまっているのか、各師範のブログを読む限り理解しかねます。
高森師範のブログは、何回読み直しても、登壇してくださる方々の度量と倉持師範のご尽力に感謝と敬意を表されているだけとしか取れず、それは当然のことだろうと思います。(もしかして修正されたものを読んでいる?)
よしりん師範は卑屈なセリフ回しでそれを揶揄されていますが、本当はそれらの方々に、高森師範と変わらぬ感謝と敬意を抱かれているはずです。
「小林よしのり」の表現に多分に毒が含まれていること。それにより「小林よしのり」や道場に一部の世間からは強い偏見を持たれていること。
そんなことはとっくにわかりきっていることで、その偏見にも屈せず公のための熟議を貫いてきたことに、「小林よしのり」とゴー宣道場の存在意義があることも、共通認識だと思っていました。
なぜ今さらこのような話が出てきているのか。

もし師範間の直接のやり取りの中で生じた問題なら、その詳細が私共に公開されることなどありえませんから、私としてはただ経緯を見守らせていただくのみです。
ただ、ゴー宣道場は日本に残された良質な言論の最後の砦です。
その道場の価値を変質させる結果にはなってほしくありません。

一方で、具体的な政策を実現させるには、熟議だけでなく世間を巻き込みもしなければなりません。
もし今のままでは憲法学者が声を上げられず、それが立憲的改憲に悪影響を及ぼすなら、よしりん師範のご判断も致し方の無いところなのでしょう。
「小林よしのり」や道場に偏見を持ったり尻込みする者に期待はしませんが、これで山尾議員や倉持師範が存分に動き回れるのなら、そこに希望を託します。

私は世間が変わることにあまり期待していません。
同時に道場が世間に阿ってほしくもない。
そのジレンマが今回の問題の主要因なのでしょうが、うまくいけば、これを機に道場と世間をつなぐ突破口が見出せるかもしれない。
今回の問題が、道場のさらなる飛躍につながることを祈っております。

No.338 81ヶ月前

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