ねこみみ のコメント

ゴー宣道場が改憲の議論から退くと、よしりん先生のブログで知りました。
最終的な目標は立憲的改憲を成し遂げることですから、そのために必要な選択と判断されたのだと思います。
ですが、個人的には甚だ疑問です。
まともな改憲を実現するためには、

1)改憲の発議をまともな条文で行う
2)国民の関心を(少なくとも国民投票が形だけにならないよう)高める

の2点が最低元必要だと思いますが、ゴー宣道場が撤退することがそれらに良い影響を与えるのでしょうか。

はっきり言って、上記2)について言えば残り時間を考えるとそもそも絶望的です。選挙の投票率を考えれば(自分の周りを見ても)、政治や国家に関心のない国民が大半ですし、多数のテレビ局で同時に憲法について取り上げる事でもない限り難しいと思います。この状況を突破する可能性が現時点で最も大きいのは、「『刺激的な』小林よしのり」だと思います。

上記1)については基本的に専門家の仕事だと思いますが、国民の憲法である以上、国民が議論する場があった方がいいですし、それは多ければ多いほど良いのではないでしょうか。偏見が邪魔であれば、偏見を持たれていない新しい議論の場を作って、そこから強力に発信すれば良いだけでは。発信力が二倍になります。
いずれにせよ、ゴー宣道場が撤退することに合理性を見出せません。

あ、でも、よしりん先生がゴー宣道場をお休みして憲法論を描いて、六月に出版するのであれば賛成です(←鬼か)。
長々と失礼しました。

No.311 74ヶ月前

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