希蝶 のコメント

久々に投稿します。しばらく控へるつもりでした。
まづは、今号、配信有難うございます。

立憲的改憲からの撤退の件、驚きました。青天の霹靂です(これだから、ウェブログをよむのを休んでゐられないんです)。
小林先生が熟慮されて決定されたことならしかたがないですが、
何だか遣る瀬無い、みんな気分になってきます。
なんだか、学者といふ輩は、一介のギャグ漫画家に必要以上の警戒心をいだき、怖気づいてゐるやうな。

これといふのも、その憲法学者らの怠慢が原因なのではありますまいか。
現状の憲法を聖典のやうにあがめ奉り、
今の情況に適合しないところは解釈で間に合はせようとする。
少なくとも、死文化してゐる違憲立法審査権のかはりに、憲法裁判所を設置する、といふ方策は、喫緊の課題ではないのでせうか。

結局はアメリカの属国なのが、大本の問題点なのでせう。
はやくポチは鎖から解放されて、危険な自由を求められないのか。

またまたアメリカの小説を例にとるのですが、
レイ・ブラッドベリーの小説で、「びっくり箱」(「十月はたそがれの国」所収)といふ短篇を連想しました。
萩尾望都さんも漫画化された作なのですが、
端から見れば、自由を求める活動とは、「死ぬのはうれしい」と叫ぶ少年の気違ひじみた行動で、
世界からは「最近はやりだした子供の遊び」だとしか言はれないのかもしれない、です。
なぜそんな、ひとつところの一軒家に監禁(保護)されるといふ、不自由な境遇に甘んじてゐられるのか、誰も理解できないのだから。

No.227 81ヶ月前

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