くろぴく のコメント

Q&Aで自衛隊加憲の国民投票について答えていただきありがとうございました。
しかし納得がいかなかったのでもう一度書きます。
もう一度しつこく書く勇気を与えてくれたのは今日配信のゴー宣です笑

駒村教授はゴー宣道場でこのように述べています。

36分25秒
「おそらく違憲無効となってない現在においては日米安全保障条約、あるいはその下の駐留米軍、あるいは高度の政治性を有する自衛隊も取り敢えず有効なものと扱うのが法治主義の原則だと思います。しかしそれは合憲かどうかという問題とは別問題だと思います」

38分55秒
「国会と内閣の判断は第一次的には任せるけど終局的には主権を有する国民の政治的批判に委ねるんだと最高裁は最高裁の持っている憲法的な構想として大法廷判決として書いています。
つまり統治行為における憲法的な揉め事がある場合には最後は国民の政治的批判に委ねなければいけないんだよとハッキリ書いてあるわけです」

43分00秒
「国民が主権者として登場するのは憲法96条1項、憲法改正における国民投票における国民がこの国のあり方の最終的な決定権を持つ。
だとすると砂川判決が言っている高度な政治性を持つ国家行為に関する憲法的な争いについては第一次的には内閣と国会、終局的には憲法改正の国民投票における国民の政治的批判に委ねる」

これらの駒村先生の説明で私は「自衛隊は内閣と国会では有効だが合憲ではない。合憲かの決定権は国民投票にある」と解釈しました。

ですから、【国民投票で自衛隊加憲が否決されれば違憲】はよしりん先生と同意見です。

逆に新3要件も含む政府解釈(最少限度の実力組織)の自衛隊が国民投票で可決された場合は合憲になりませんか?
私も条文上は違憲だと思いますが国民判断で合憲になればソクラテスの悪法もまた法なりになると思うんです。
二項が残れば違憲の疑いが消えないと言っても国民が合憲の判断をすればその意見は無効になると思うんです。

だから自衛隊加憲の発議は相当ヤバイと思います。

最後に駒村教授は
49:50
「アジェンダを設定するのは政権与党か政党だという事です」
と言っています。
私はこのヤバイ二つの選択肢で国民投票をしたくありません。
早急に立憲的改憲論を選択肢にいれてほしいんです。
今度の「久米宏ラジオなんですけど」で久米さんも立憲的改憲論派に加わってくれることをして望みながらラジオを聞きます。

No.14 83ヶ月前

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