がんT のコメント

配信ありがとうございます。
冒頭、村本が『すべらない話』ですべった話をされていますが、その次の回にも出演していました。その時には、前回すべったことに対して逆ギレして周囲に責任をなすり付けていました(当然「すべらない話」と認定されず)。彼の「開き直り」「責任転嫁」「謝らない」といったところは、この時既に芽があったと思えてきます。放送では、その後にもう一回当たり、狙った話ですべるというおまけまで演じていました。その後の回でもなぜか重用されていて「誰かの引き立て役か?」と思ったくらいです。
だったら漫才をちゃんとやってウケればいいのですが、その評価も疑わしいものです。私はウーマンラッシュアワーが優勝した『ザ・マンザイ』での漫才を見て「スピードは非凡でも内容は普通やな」と思ったクチです。何より、見ていてしんどくなって「もっと長いこと見ていたい」「もう1本違うネタを見たい」と思わせる「中毒性」に欠けている気がしたのです(同大会ではむしろ1本しか見られなかった東京ダイナマイトに中毒性を感じました)。
こんな違和感があるのは少数派なのかなと思っていたら、中野翠さんが「メリハリのメリのほうを利かせてもらいたいものだ、と思った」と書かれていたので安心しました(ただし「サンデー毎日」初出時に読めず、翌年暮れに単行本化されてから読んだのですが)。中野さんが「朝生」を見ていたら、どう思われるでしょうか。
翌年優勝した博多華丸・大吉(私にとって中毒性のあるコンビのひとつ)の紹介VTRで「漫才は結局、人柄(ニン)だと思う」というコメントがありました。同じ優勝したコンビでもウーマンラッシュアワーと華丸・大吉の差はここにあるのだなと痛感し、言葉の重みを感じる昨今です。

No.125 84ヶ月前

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