配信お疲れ様です。年の瀬が着々と迫ってきていますね。早いものです。

戦争論は大学生の時に読みました。あれを斜め読みしかできないとは、世の中には美学がない人が多いのですね。どうやっても負けるかもしれないときにいかに戦うか、そうした局面は人生で必ずやってくる。今度の選挙がいい例でしょう。そこでこそ、人の真価が試される。勝てる戦いしかしない、勝ち馬にしか乗らないという人にはまだ分からないかもしれませんね。

勝ち負けなんて所詮は時の運です。運の要素を極力減らすようにいろいろやりくりは必要ですが、それでも万全はない。だから、勝とうが負けようがどう振る舞うかが重要になってくる。それが美学です。美学があれば復活は可能ですが、ない人間には無理です。負けた時の拠り所を失うからです。勝つために手段を選ばぬやり方は、勝っているうちはいいですが、負けたらそれまでです。小池に嵌ったつもりが、底なし沼でしたというお話ですね。