「戦争論」を読んだのは29歳の時でした。そんな自分も今やアラフィフです。 「ゴー宣」はSPA!時代からずっと読んでて単行本も購入して集めて来ましたが、 「戦争論」は「差別論」「脱正義論」に続き、夢中で読み耽ったゴー宣Special本の一つです。 「南の島に雪が降る」のエピソードは戦争論で初めて知りましたし、 とにかく感動して心を激しく揺さぶられた本です。 「戦争論」を読んだ当時、祖父は既に他界していましたが、 終戦時に20代序盤だった祖母からは、祖母の戦時中の体験や思いを改めていろいろと聞くことが出来ました。 その祖母も亡くなってから随分経ちますが、 激動の時代を生きてきた祖父母に感謝する機会が得られたことは本当に有難かったです。 自分自身も学生時代、当時の教科書やらマスコミの風潮で自虐史観の中にいて、 祖父母達の世代に余所余所しくなってしまっていたところがあったと思います。 そんな青臭かった自分が恥ずかしいですが、 的外れな批判で粘着してくるネトウヨや左翼の人達は、 今まさに恥ずかしさを自分で把握できないうちに自ら刻んでいっている最中なのではないでしょうかね。 赤っ恥を欠いていることを自覚して、 それを乗り越えて一皮むけていけば「アウフヘーベン」していけると思いますが、 つまらない自尊心を肥大化させて思考停止している間は、どんどん自分自身が腐っていくことだろうと思います。
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小林よしのりチャンネル
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「戦争論」を読んだのは29歳の時でした。そんな自分も今やアラフィフです。
「ゴー宣」はSPA!時代からずっと読んでて単行本も購入して集めて来ましたが、
「戦争論」は「差別論」「脱正義論」に続き、夢中で読み耽ったゴー宣Special本の一つです。
「南の島に雪が降る」のエピソードは戦争論で初めて知りましたし、
とにかく感動して心を激しく揺さぶられた本です。
「戦争論」を読んだ当時、祖父は既に他界していましたが、
終戦時に20代序盤だった祖母からは、祖母の戦時中の体験や思いを改めていろいろと聞くことが出来ました。
その祖母も亡くなってから随分経ちますが、
激動の時代を生きてきた祖父母に感謝する機会が得られたことは本当に有難かったです。
自分自身も学生時代、当時の教科書やらマスコミの風潮で自虐史観の中にいて、
祖父母達の世代に余所余所しくなってしまっていたところがあったと思います。
そんな青臭かった自分が恥ずかしいですが、
的外れな批判で粘着してくるネトウヨや左翼の人達は、
今まさに恥ずかしさを自分で把握できないうちに自ら刻んでいっている最中なのではないでしょうかね。
赤っ恥を欠いていることを自覚して、
それを乗り越えて一皮むけていけば「アウフヘーベン」していけると思いますが、
つまらない自尊心を肥大化させて思考停止している間は、どんどん自分自身が腐っていくことだろうと思います。