今号のゴー宣『「戦争論」再考』を読みました。来年の企画が、とても楽しみです。 改めて“戦友”というものを想像してみました。共に、生死を分かち合い戦ってきた友なのですよね。想像を超えた、深い情の絆が出来上がるのでしょうね。そして生き残った仲間と、当時のことを笑いながら話す。下の世代に言い訳をするわけでもなく。 戦争論執筆と今回の選挙の応援演説が、なんとなく重なりました。先生が動くときは、常に「情の論理」がある。そして、それが公に直結する。 枝野代表が『リベラルと保守は対立しない』と話されていましたが、これが、個と公は対立しないということなのかなとも思いました。ひょっとして、リベラルとは社会の横軸(論理性)には強いけれど、歴史の縦軸(倫理観)が鍵になってくるのでしょうか。 私は、『戦争論』を読み、グラグラだった個が安定しました。ようやく着地出来たという感覚です。それは第一章の、ただれてくるような平和な現代の描写が無ければ得られていないと思います。
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小林よしのりチャンネル
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今号のゴー宣『「戦争論」再考』を読みました。来年の企画が、とても楽しみです。
改めて“戦友”というものを想像してみました。共に、生死を分かち合い戦ってきた友なのですよね。想像を超えた、深い情の絆が出来上がるのでしょうね。そして生き残った仲間と、当時のことを笑いながら話す。下の世代に言い訳をするわけでもなく。
戦争論執筆と今回の選挙の応援演説が、なんとなく重なりました。先生が動くときは、常に「情の論理」がある。そして、それが公に直結する。
枝野代表が『リベラルと保守は対立しない』と話されていましたが、これが、個と公は対立しないということなのかなとも思いました。ひょっとして、リベラルとは社会の横軸(論理性)には強いけれど、歴史の縦軸(倫理観)が鍵になってくるのでしょうか。
私は、『戦争論』を読み、グラグラだった個が安定しました。ようやく着地出来たという感覚です。それは第一章の、ただれてくるような平和な現代の描写が無ければ得られていないと思います。