皇統を学ぼう のコメント

今週も楽しく拝見致しました。

若者が金銭的に厳しい状況にあるとは
心が痛みます。

自民党圧勝との予測の中、皇位継承問題が
停滞しないよう祈るばかりです。

また、選挙の応援、お疲れ様です。


蛇足ではありますが興味深いコメントが
ございましたので、投稿させて頂きます。

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ゲストさんへ

私はこのまま皇位継承問題が
膠着するのであれば、旧宮家子孫からの
養子案と女性宮家創設の両方推進する
という折衷案が良いと考えています。

小林先生は以前出演された
「よるバズ」でこのように仰っています。

「じゃあこうすればいいんじゃないの?
女性宮家そのものを作る。
けれども養子制度も作るというような
皇室典範の改正をすればいいんじゃない。(略)
そうやって法律を作って(養子に)
どうぞ成って下さいって言えば、
(養子が)やってくるっていうふうに
(男系論者は)言ってるわけだから。」
※括弧内は引用者

私はこれを非常な妙案だと思います。

理由の一つは「旧宮家」の養子を取るか、
女性宮家を創設するかの選択を
皇室に委ねる形になるからです。
現在の皇位継承論議の根本的な間違いは
国民が選択権を握っている事です。
この間違いを是正することができます。
(もちろん現在の皇族方が、
養子の希望を明確に
意思表示することが前提です。)

はっきり言って皇族方からも
旧宮家子孫からも何の意思表示が無く、
挫折することは目に見えているのですが。

理由の二つ目は女性皇族方の意志を
尊重するためです。
眞子殿下がご婚約の記者会見で
幼少の頃からいずれは国民になるとの
思いを持って生きてこられたという
ご発言をされた時、ご意志に反して
女性宮家の当主となられるようでは
皇族方の意思を無視する男系論者と
同じではないかと思ったためです。

理由の三つ目は男系論者からの
反論を大部分、封じ込める事が
できるからです。
(男系論者のさらなる反論は予想できる
のですが長くなるので割愛致します。)


ゲストさんがお持ちの、懐妊・出産の重圧に
関する懸念についてコメント致しますと、
平成17年の有識者会議報告書の
9ページをお読み下さい。

女系公認となった場合の安定性に
ついて記載があります。

もちろん懐妊・出産を軽んじる訳では
ありませんが、重圧は残れど大幅に
軽減されることは間違いありません。


なお、ゲストさんのお考えが詳しくは
分からないのですが、もしもの旧宮家子孫が
女性皇族方と結婚すべきという案であれば、
コテコテの男系論であり、中道ではございません。

異なるようであればご容赦下さい。


以上失礼致しました。

No.171 79ヶ月前

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