ヤス のコメント

動画、拝聴致しました。すっかり先生の動画ファンになっております。外国特派員講演時の気迫ある、恐ろしいほどカッコ良かった先生とのギャップがありすぎて正直戸惑っておりますが、『おぼっちゃまくん』の作者であることを瞬時に思い出し、この二面性が世界中に影響を与えてきたのだと大いに納得致しました(先生のことを書くとスケールが大きすぎて書いていてドキドキします)。

「笑い」と「暴力」の魅力は、他の誰よりも小林先生から一番感じます(こういった本音を言ってはいけないのでしょうか)。

そもそもネットというのは卑怯であり、自分は先生の目の前に立てばど緊張で足がガクガクして絶対に一言も喋れなくなるくせに、こうやってインスタントに遠くからネットを介して書いている自分が本当に嫌いになります。

読書に関する警告、胸に染み入りました。私は最近恥ずかしいことにまったく本を読んでおらず、最後に読んだ本といえば『社員をサーフィンに行かせよう』読後の感想は「サーフィンがしたい」でした。これでは人間として成長するわけがありません。情けないほど漢字も敬語の使い方もどんどんわからなくなってきており、ゴーマニズム宣言を読んでまた煮えたぎるような読書欲に火をつけたいと思います。

人々を熱狂の渦に巻き込んだチャーチルもヒトラーもとにかく貪るように本を読んでいる。伝える言葉へ自分の気持ちをのせて他者へ届ける行為の密度は、すべてが読書次第であるということを先生の動画で学びました。有難うございます。

私は今、仕事の関係でシンガポールにいるのですが、昨日久しぶりにシンガポールの本屋へ行ったところ、レジカウンターの前は休日とあって20分ほどの長い行列が出来ており、カフェへ行けば毎日学生達がしっかりと勉強している姿ばかり。そういった姿を見るにつけ、ゴシップに夢中になる日本の惨状を思い出し「もう日本は駄目なのかもしれないな」と暗澹とした気持ちになってしまいました。本当の意味で夢中になれるものがない、人生に鬱々として生きている人たちが日本人には想像以上に多く、そのような「自分に対する」ルサンチマンが著名人を攻撃する行為に繋がっているのだと思います。

シンガポールの紀伊国屋ですが、日本書籍が置いてある場所が一割にも満たないなか、先生の比較的新しいゴーマニズム宣言がずらっと並べられておりました。仕事が出来る良い本屋だな、そう思いました。

No.173 86ヶ月前

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