lkfaeani のコメント

ライジングの配信ありがとうございます。

弱者の恫喝・・・。議論で負けそうになると苦し紛れに感情論を持ち出して議論の場を壊してしまう。そしてそんな人ほど「対話で解決せよ」などと言ったりする。相手の論にも向き合えない人間がよく言えたものです。まずあなたが議論で相手を納得させてみよと言いたい。

「被爆者の皆さんの声、思い、核廃絶への願い」が核の使用を防ぐのにどれだけの影響力があったかはわかりません。しかし今北朝鮮は堂々と核・ミサイル開発を進め、日本に対する敵意を隠そうともしない。連中に対し核廃絶への願いが効力を持ちえないのは明白です。ならばこの願いにしがみついて核保有の議論を妨げてはいけません。それは国防の議論を妨げることになるので危険です。

戦う覚悟を持てない人間が対話に逃げますが、そんな姿勢で武器を持った相手に対話したって事態が好転することなどありえません。
戦う覚悟があるからこそ対話が活きてくるのであって、戦うにしろ対話するにしろ、まずは覚悟を持つことが必要です。


「この世界から核は廃絶されなければならない。しかし隣国が核を持って我が国に敵意を向けるなら、我が国も自衛のため核を持つ。」


例えば日本の首相がこの一言を発せば、世界に相当な影響を与えるはずです。もちろん反発も大きいでしょうが、日本の敵対国に対する意志と覚悟を世界に知らしめることができる。それがいざというときの助けになる。また、日本に核を持たせたくない中・露はもっと真剣にこの問題に向き合うでしょう。実際に核保有をしなくても、事態を動かせるかもしれない。日本にはそれだけの影響力が潜在的にあります。そう思えば今の安倍政権が、覚悟もなく場当たり的な対応しかしていないことがはっきりわかるでしょう。

内閣支持率が徐々に回復しているようですが、その原因は政治家もメディアも国民も、みんな「軍事衝突だけは嫌だなあ」と思っているからでしょう。だからこれまで通りのなあなあな対応に心の底では満足している。覚悟を持つことを政治家もメディアも訴えないし、国民もそれに共感しない。結果、安倍政権に何となく不満を抱いていても、モリ・カケ問題のときのような確かな意思を基盤とする批判的な空気が醸成されない、ということだと思います。情けない限りです。

No.149 80ヶ月前

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