だふね のコメント

こんばんは。遅ればせながら、配信ありがとうございました。
生放送はタイムシフト予約したので、またゆっくりと観ます(*^-^*)

木蘭師範の「トンデモ見聞録」、飲みにくる男性の背中には、折れた矢が刺さっている…とは、唸ってしまいます。

すべての男性がそうとは言わないですが、今は仕事と家とでかぶる仮面が同じになっちゃった人が多いのかな? と私は考えました。
妻や子の前で無防備な姿をさらせられない。強くかしこく頼れる夫であり父を演じなくてはいけない。仕事の失敗を家に持ち込むとか、愚痴を聞いてもらうとかができない。そういう家庭を築いた(築かされた)のは自分だから、守らなくてはいけない。知らず知らずのうちに鬱滞してくるものはある。
刺さった矢をむやみに抜こうとしたら、傷口が広がったり、血が流れ出て止まらなくなる。気持ちを宥めごまかし、最終的には折り合いをつけて、一本ずつ丁寧に抜いて癒すしかない。その作業の繰り返しから簡単に逃げられない。終わりがないからあきらめるしかない。むしろ終わるのは怖いかも知れない。
女性も矢が刺さるのだけれど、いちいち気にしていたらやってられない。最初から家は、癒しでも安らぎの場所でもなく、戦場なのだから。主婦は、どんなにいやなことがあっても、夫や子供のためにごはんを作って、たまった家事をかたづけてと、ルーティンワークが逆に救いになる。刺さった矢もむしろ「ねぇ見てよ」と言って、刺さり方がカッコ悪くないかどうかを相手に批評してもらう。いざとなれば笑い話にする気概がある。
女性によっては、理想的な自分や持ち物(家庭)を追い求めるあまり、等身大の自分をさらけ出せずキッチンドランカーになってしまうとか歪みが生じて、それこそぶっとい矢が身体を貫いていて一体化している人もいるかも知れませんが。
男と女が、自分の身の上を嘆いてばかりでなく、お互いの刺さった矢を思いやる気持ちを持てば、手負いの姿を他人に見せることなくすむのかな…と考えました。

あと、男性の頼りがいのある腕が、女性にとっては時に凶器に見えてしまう恐ろしさ。それに男性本人は気づいていない。
この話をきくと、女性の優しさや母性を即、自分一人への愛情だと勘違いする男性は多いかも、と連想してしまいました。
魅力的な女性というのは、自分でそうだと気づいていない場合が多い。知らないうちに男性を翻弄して引き寄せてしまうけれど、かかるのはむしろ碌でもない男のほうが多そうです。いちいち蹴散らすのもうざそう。
魔性の女になってみたいと夢想したこともあるけれど、実際は大変そうですね…。

追伸:編集後記のみなぼんさんの筆力には毎回感心してしまいます。先生もさすがですが、それを書き起こして、誰が読んでも可笑しくなるように表現して仕上げるってすごいです(⌒∇⌒)

No.380 85ヶ月前

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