だふね のコメント

今週も配信ありがとうございます。

「辻説法」読ませていただきました。先生のお母様については、「いつ死んでもよかとよ」と言われたとか、プレハブに放り込まれたとか、なかなか自転車を買ってもらえなかったとか、浪人を反対されたとか、読者にとってはお馴染みのエピソードがたくさんありますが、先生はつくづく、強烈なご両親の下に生を授けられ、後々すべて必然だったともいえる育てられ方をしてきたのだと、感じ入ります。

年老いたら自分の子供からどう遇されるかについては、自分が親としてどう育てたかによる所が大きいです。「悩ましいとか色々あるけれど、最終的な責任は本人にあるのよね」と、ケアマネージャーの先輩方がこぼしていました。先生も、お母様の介護については、しょっちゅう福岡に行けない自分の代わりに奥様にお願いしていたとか、遠くからでもできることはきちんとしていらしたと考えます。マスゾエのような恰好つけとは大違いです。差別かも知れませんが、男性は家事等含め介護能力が女性に比べるとまだまだ相対的に低いです。よくわかってもいないのに、本人や周囲の意向を聞かずあれこれ口や手を出して、却って本人のためにならないことをしている男性もいます。謙虚な姿勢で、できないことはできないと伝え、できることをすればいい。親に対して一片の悔いも残らない別れ方ができる人は99%いません。そうやって心に亡くなった人の影を落としながら、それでも生きていくのが人間なのだと思います。

「辻説法」の色っぽい描写については、「3頭身よしりん」だから微笑ましく読めましたが、「そこまで描いてもいいの?」と最初はドギマギ。一部ネタバレですが、このコは巷できく天然パイ○ンじゃないのかとか、シングルマザーに逆ナンされた話までくると、もう笑うしかないというか、どこまで女に不自由しない人なのか、裏山鹿というか(/ω\)イヤン

男性にとっての女性観は、親、特に母親の影響が大きいとのこと。小さい頃お母様に手を振り払われたという先生の幼少時の記憶。お母様にとってはそれほど深刻なものではなく、人前だからとか何か理由があってのことだったかも知れませんが、その意図を汲み取れない子供からすれば、後々まで脳内に残るほど強烈な出来事になるんですね。私も身に覚えがあって、「あの時こうだった」と後で親に訴えたら、「そうだっけ? 覚えていない」と返ってきました。こうして何代も、親子のやりとりは繰り返されていくのかなぁ。親として私も気をつけたくても、いつどこで何をやらかしているかがわからないですね…。

ちなみに「辻説法」は読み終わったら、雑誌ごとさりげなく中1の息子の目につくところに置いています。「辻説法」を読んでくれるか、それともえろのほうに行くか。どっちにしてもおもしろいなと思うのですが(なんて母親だ)、息子はまだどちらにも興味は示さない様子(^-^;。(いや、実はこっそり読んでいる? かも知れない…。)これがハハの教育だったと、後々息子は気づくのかしら。その時どんな目でハハを見るのか、今から楽しみなような(;^_^A

長文失礼いたしました。

No.147 80ヶ月前

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