三味線弾き のコメント

Vol.213の配信、ありがとうございました!
能年玲奈の本名すら名乗らせん事務所ってヒドイな、と思ってましたが、若さ故の無知もあったようですね。知りませんでした(汗)。非科学的な「幸福の科学」にハマるのは全く理解不能ですが、共同体やその信頼関係を破壊されたら、カルト宗教やネットなんかにすがりたくなるのでしょうね。

まだ若かった20代の頃、(無謀にも)会社は能力を磨くための踏み台や金づると思っていました。信頼関係などは片隅にすらなく、誰かのためとか会社や社会のためでもなく、単純に、自分の納得できる仕事を沢山したかったワガママな個人主義者でした。
新卒で研究開発職に就き、とにかく良い仕事をしようと、ほぼ会社に泊まり込みで1週間で睡眠8時間くらいがいまもキャリアハイです(このときは目から血が出て、帰宅させられました。笑)。当時絶好調の業界だったんで、人間らしい生活はできませんし、望みもしませんでした(^^;
それから別の業界に転職して数年後(30前後かな?)、残業規制がかかったのですが、三つ子の魂百までなのか、もー腹立たしいのなんの(笑)。仕事の邪魔をするヤツは、社長だろうと社員会(組合)だろうと許せず、働く時間を減らす社員会なんか脱退させてくれと直訴しました。課長からも度々注意されましたが、タイムカード押しゃいいんでしょ(残業規制下のタイムカードとか意味わからんし。笑)、と働き続けました。そのうち、もーアイツは放っとけとなり、おっしゃ!!とガッツポーズ(笑)。

今号のゴー宣を読んで振り返れば、拙者みたいな自己中社員でも会社との相互依存、というか、わりとリアルな協力関係はあったと思います。
会社の檻で育てられ、自分の能力が上がれば上がるほど、お世話になった上司や先輩,世話した後輩,会社幹部や顧客などに対する感謝が、仕事の幅や能力とともに拡がっていきました。いまは独立し、本業の傍ら社会的活動(技術者教育)にも携わるようになり、地域や学校など、さらに感謝の気持ちが拡がりました。こーゆうのが金には換えられない信頼関係だろうということに気づいたのはわりと近年です。

信頼関係を契約関係(奴隷契約)に置き換えるグローバリズム信仰ではなく、会社は社員に甘えてコスト扱いするのではなく、我慢して活かして実存を与えたり、社員は会社に甘えたり群れるのではなく、自立して有能性を向上させたり存分に仕事して稼がせる、そんな「御恩と奉公」みたいな相互に自立性ある信頼関係が、日本的な在り方だろうと思いました。

あ、そーいや今年はまだ、息抜きはあっても、休日はゼロです(笑)

No.75 87ヶ月前

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