四君子 のコメント

 長くなりましたので、分けました。
 結局、私が何を言いたいのかというと、
 こういう状況に、現代の日本の政治がよく似ているのではないか、と感じるのです。
 特に、私はその会社の関連販社のことを、GHQみたいなものと思っていました。
 互いへの信頼感をなくし、ただ美しすぎるだけの虚像を追いかけているようでは、
 組織は腐敗し、やがては崩潰してしまうのだと思います。
 あと、こういう事例もあるのだという参考にでもなれば幸いです。

 その清水さんという女優に何があったのかは分かりませんが、
 好きなだけ、宗敎活動に専念させれば良いと思います。
 自分の人生に責任を持って、決断をされたのだから。
 他人の信念を、無理強いして強制的に矯正することはしてはならないことだから。
 信頼関係が失われた組織に無理矢理に所属させては、お互いに不幸になるだけでしょうから。
 逆にもう一度藝能活動を、というのなら、あたたかく迎えてあげれば良いと思います。
 
 かなり長い話になってしまい、すみませんでした。
 何度も書いていますが、世界は好き勝手に遊んでいる子供のようなもので、
 統一した規範で完全に押さえ込んでしまうことなど、不可能だと思います。
 まさしく、豊中市の私立小学校のようにすると、
 何らかの歪み、将来への禍根、が生じてしまうのだろうと。

 もくれんさんの「トンデモ見聞録」についてものべますが、
 「メキシコ」とは英語で、現地語では「メヒコ」といい、
 「メヒクトリ」というアステカの神さまの名前に由来するものだそうです(出典:「地名の世界地図「21旌旗研究会編・文春新書」)。
 テノチティトランという都を一度破壊された後に、
 「メキシコシティー(シウダー・デ・メヒコCiudad de México)」という名前で、その上に築き直された「メヒコ」の伝統は、
 合衆國の企業の戦略にのっかった結果、
 もろくも、儚くも崩れ去ってしまったのでしょうか。
 あと、マーガレット・ミラーの1970年代位の小説、「これよりさき怪物領域」で、
 メキシコ人の労働者を募集していた場面があったのも思い出しました。
 たぶん、ほかの作家のでも、捜せばあるのでしょうね。

 最後に、私も安倍とトランプの写真を見て、思わず吹き出しそうになりました。
 前にも書いたけれども、
 アメリカ合衆國の西南部は、メヒコが戦争で失った領土です。
 これに反対したリンカンは、一時政治家の地位を追われたそうです。
 トランプは、そのことをご存じないのでしょうか。

 「素晴らしいかな、常識」も現在よんでいます。
 「天皇論」改訂版も期待しています。  

No.49 93ヶ月前

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