>>39 もともと社会の意味自体が日本と欧米では違うのかもしれませんね。日本では(かつての日本ですね)、社会は共同体であり人間関係だったのに対し、アメリカの社会は個々の利害の調停としての側面が強いのではないかと思います。まあアメリカ住んだことないんですけど。 欧米では、労使は対等で文字通り「契約」関係があるだけ。利害が一致するときに個別に約束を取り交すのに対して、昔の日本の雇用というのは、契約とはいいながら「弟子入り」に近いものだったのでしょう。だから、親方の技術を尊敬するし、困ったことがあれば相談する、自分の弟子は当然守るという感覚が自然とあったんじゃないかと、まあこれも想像なんですが思いました。 しかしいつの間に「会社は株主のもの」というのが当たり前になったんですかね?家族のような会社を知らない自分ですが、これには物凄く違和感があります。 実際、経営が株主の顔ばかり窺って、簡単に社長の首もすげ替える今の企業体制は本当にやる気を削ぎます。働いても働いても結局肥えるのは資本家だけかいっていう。 ブラック企業は勿論悪いんですが、株主から見れば社員どころか企業もコマなんですよね。 やっぱり今の資本主義が日本人には合ってないんだろうなと思います。
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小林よしのりチャンネル
(ID:28167152)
>>39
もともと社会の意味自体が日本と欧米では違うのかもしれませんね。日本では(かつての日本ですね)、社会は共同体であり人間関係だったのに対し、アメリカの社会は個々の利害の調停としての側面が強いのではないかと思います。まあアメリカ住んだことないんですけど。
欧米では、労使は対等で文字通り「契約」関係があるだけ。利害が一致するときに個別に約束を取り交すのに対して、昔の日本の雇用というのは、契約とはいいながら「弟子入り」に近いものだったのでしょう。だから、親方の技術を尊敬するし、困ったことがあれば相談する、自分の弟子は当然守るという感覚が自然とあったんじゃないかと、まあこれも想像なんですが思いました。
しかしいつの間に「会社は株主のもの」というのが当たり前になったんですかね?家族のような会社を知らない自分ですが、これには物凄く違和感があります。
実際、経営が株主の顔ばかり窺って、簡単に社長の首もすげ替える今の企業体制は本当にやる気を削ぎます。働いても働いても結局肥えるのは資本家だけかいっていう。
ブラック企業は勿論悪いんですが、株主から見れば社員どころか企業もコマなんですよね。
やっぱり今の資本主義が日本人には合ってないんだろうなと思います。