「この世界の片隅に」観てきました。 のんびり屋の主人公すずさんに対して、子供の頃に威張りちらす兄に怒られたり、嫁入り当初に義姉から意地悪をされるシーンはありましたが、それ以外は総じて皆が寛容なのが印象的でした。 あの時代を描いた作品と言えば、庶民も卑怯者の島の軍人達のように眉間にシワを寄せて、こめかみに青筋立ててピリピリしているか、絶望のどん底で打ちひしがれているかのイメージだったので、とても新鮮に感じました。 ふと、今の時代の方がそういう人達が多く、すずさんにとって、平和な現代の方がむしろ生きづらいのではないでしょうか。 すずさんの性格に加え、周りの情を人々が渇望していることが、この映画のヒット要因の一つかもしれません。
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小林よしのりチャンネル
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「この世界の片隅に」観てきました。
のんびり屋の主人公すずさんに対して、子供の頃に威張りちらす兄に怒られたり、嫁入り当初に義姉から意地悪をされるシーンはありましたが、それ以外は総じて皆が寛容なのが印象的でした。
あの時代を描いた作品と言えば、庶民も卑怯者の島の軍人達のように眉間にシワを寄せて、こめかみに青筋立ててピリピリしているか、絶望のどん底で打ちひしがれているかのイメージだったので、とても新鮮に感じました。
ふと、今の時代の方がそういう人達が多く、すずさんにとって、平和な現代の方がむしろ生きづらいのではないでしょうか。
すずさんの性格に加え、周りの情を人々が渇望していることが、この映画のヒット要因の一つかもしれません。