約四ヶ月のライジング(第189回)の話題で、「遅ればせ」どころか今更ですが、『君の名は』をやっと見てきました。東北人としては、やはり3.11を思い出します。よしりん先生は作品について、人口減少や災害による故郷の喪失が現実化しつつある状況が観客の共感を読んだと分析していましたが、災害との距離感により、感じ方が異なるのかなと思います。・・・と、言うか(大して被災はしてないのですが)、当事者性からか作品をどう受け止めていいか途中でわからなくなりました。次は虚心坦懐に観たいと思います。 『君の名は』を見ていて、映画『きみにしか聞こえない』を思い出しましたが、結末を導くための交流(テレパシー・入れ替わり)の使われ方が真逆ですね。『君の名は』のほうが「ズルい」です。奇跡は現実には起きませんし、だからかえって泣けるんでしょうけど。 相変わらず旧態依然のやり方を続ける政府(とか経済界とか官僚とかその他)のせいで、ライジング第189回で指摘された状況はこれからも進んでいくんでしょうし、今回のライジングで指摘された内容は、それに拍車をかけるばかりです。違う方へ向かう人たちも確実に増えているのに、なぜ方向転換できないんでしょうか。この国は慣性(惰性)が大きいですねぇ。
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小林よしのりチャンネル
(ID:19902813)
約四ヶ月のライジング(第189回)の話題で、「遅ればせ」どころか今更ですが、『君の名は』をやっと見てきました。東北人としては、やはり3.11を思い出します。よしりん先生は作品について、人口減少や災害による故郷の喪失が現実化しつつある状況が観客の共感を読んだと分析していましたが、災害との距離感により、感じ方が異なるのかなと思います。・・・と、言うか(大して被災はしてないのですが)、当事者性からか作品をどう受け止めていいか途中でわからなくなりました。次は虚心坦懐に観たいと思います。
『君の名は』を見ていて、映画『きみにしか聞こえない』を思い出しましたが、結末を導くための交流(テレパシー・入れ替わり)の使われ方が真逆ですね。『君の名は』のほうが「ズルい」です。奇跡は現実には起きませんし、だからかえって泣けるんでしょうけど。
相変わらず旧態依然のやり方を続ける政府(とか経済界とか官僚とかその他)のせいで、ライジング第189回で指摘された状況はこれからも進んでいくんでしょうし、今回のライジングで指摘された内容は、それに拍車をかけるばかりです。違う方へ向かう人たちも確実に増えているのに、なぜ方向転換できないんでしょうか。この国は慣性(惰性)が大きいですねぇ。