長々とすみません。 アルバイト・パートについてですが、パートも含めて、契約社員などの有期雇用労働者は、5年間継続して契約状態にある場合、本人の申し出によって無期雇用に転換することが企業に義務付けられています。これはあらゆる有期雇用についてであって、また、義務であるため違反には指導がつきます。 法の趣旨としては、雇用の安定確保のためなのですが、結果何が起こっているかというと、無期雇用のリスクを取りたくない企業側は5年に達する前にあれこれ理由をつけてパートさんを解雇します。 そもそも高齢のベテランさんなどは、今さら新しいバイトをするわけにもいかず、大変困るのですが、企業としても、全員を正社員にできない以上、無期雇用とすると契約形態、賃金体系、就業規定、労務管理など個々に細分化・複雑化せざるを得ず、そのコストを捻出できないのです。 もうほんと制度自体が実態に見合ってない…。
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小林よしのりチャンネル
(ID:28167152)
長々とすみません。
アルバイト・パートについてですが、パートも含めて、契約社員などの有期雇用労働者は、5年間継続して契約状態にある場合、本人の申し出によって無期雇用に転換することが企業に義務付けられています。これはあらゆる有期雇用についてであって、また、義務であるため違反には指導がつきます。
法の趣旨としては、雇用の安定確保のためなのですが、結果何が起こっているかというと、無期雇用のリスクを取りたくない企業側は5年に達する前にあれこれ理由をつけてパートさんを解雇します。
そもそも高齢のベテランさんなどは、今さら新しいバイトをするわけにもいかず、大変困るのですが、企業としても、全員を正社員にできない以上、無期雇用とすると契約形態、賃金体系、就業規定、労務管理など個々に細分化・複雑化せざるを得ず、そのコストを捻出できないのです。
もうほんと制度自体が実態に見合ってない…。