配信ありがとうございます! おお!今号のゴー宣、まさに前回の道場で自分が感じた違和感の正体を拝見できました! 不勉強で具体的な数字までは調べていなかったのですが、やはり身近で見る通り労働条件は悪化していますね。 企業自体も先行きが不透明なために、いわゆる大企業であっても人件費含めて投資をためらう状態です。内部留保というと聞こえが悪いかも知れませんが、稼いだ金を見通しもなく使っていくようでは、倒産する体力も残りません。 人件費でいうと、これも身近な例しか知りませんが、団塊世代の退職が相次いでいるとはいえ、やはり正社員の平均年齢は上がっています。各社就業規定によるとは思いますが、高年齢者が多いということは、その分基本給の高い社員が多いということです。 さらに、法改正によって企業は、年金支給年齢までは何らかの形で高年齢者の雇用を保障しなければなりません。 結果、定年退職者のほとんどは契約社員などの形で雇用され続けるため、自動的に新規採用に回すコストはなくなります。そして社員の平均年齢は下がらないまま。若手がいないのでパフォーマンスはジリジリ下がって売り上げに影響します。 年金制度にも労働法にも問題がありますが、そもそも今の政策は全く現場の状況を把握していないと感じます。なぜもっと内需で回すということを考えないのか。必死で働いてもビンボー、という生き方を、日本人は選ぶのでしょうか。
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小林よしのりチャンネル
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配信ありがとうございます!
おお!今号のゴー宣、まさに前回の道場で自分が感じた違和感の正体を拝見できました!
不勉強で具体的な数字までは調べていなかったのですが、やはり身近で見る通り労働条件は悪化していますね。
企業自体も先行きが不透明なために、いわゆる大企業であっても人件費含めて投資をためらう状態です。内部留保というと聞こえが悪いかも知れませんが、稼いだ金を見通しもなく使っていくようでは、倒産する体力も残りません。
人件費でいうと、これも身近な例しか知りませんが、団塊世代の退職が相次いでいるとはいえ、やはり正社員の平均年齢は上がっています。各社就業規定によるとは思いますが、高年齢者が多いということは、その分基本給の高い社員が多いということです。
さらに、法改正によって企業は、年金支給年齢までは何らかの形で高年齢者の雇用を保障しなければなりません。
結果、定年退職者のほとんどは契約社員などの形で雇用され続けるため、自動的に新規採用に回すコストはなくなります。そして社員の平均年齢は下がらないまま。若手がいないのでパフォーマンスはジリジリ下がって売り上げに影響します。
年金制度にも労働法にも問題がありますが、そもそも今の政策は全く現場の状況を把握していないと感じます。なぜもっと内需で回すということを考えないのか。必死で働いてもビンボー、という生き方を、日本人は選ぶのでしょうか。