今更ながらゴー宣道場60回感想。 三浦氏とよしりんがここまで共感しあえるのは、男女の差があるからだと思いました。 三浦氏は(自分で明確に説明していたように)徹底した自由主義第一。 自由主義は競争主義を是とするので、エリート主義に帰結。 自分を含む少数のエリートが社会を設計し、弱者はそれをフォローすれば良いという考えに陥りがち。 よしりんは徹底した「庶民感覚」の代弁者。 競争のふるいに落ちた庶民(弱者)を救済する視点から、強者(権力)を批判する。 ある意味で平等主義・社会主義的な目線が残っている。 三浦氏にも、弱者に対する目線は残りつつも、アプローチがまったく違う。(上からの視点か、下からか) 本来なら衝突する関係なわけで、その意味で「ゴー宣道場」は三浦瑠璃のアウェイというのは間違っていない。 だのに、共感しあえるのは、保守・リベラルの余りのナイーブさを非難する点において共闘できるだけではなく、よしりんは「勝気な女」が単に嗜好として好きだし、三浦氏は家庭環境的に九州男児の家風に慣れているからではないか・・・。 三浦氏が男性で全く同じ主張をしていたら、同じように「共感」していたか? 「専業主婦は(楽で)良い」という発言が飛び出して、三浦氏に即座に修正されるあたり、議論を深めていけば対立点はたくさんあると思いました。
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小林よしのりチャンネル
(ID:2577880)
今更ながらゴー宣道場60回感想。
三浦氏とよしりんがここまで共感しあえるのは、男女の差があるからだと思いました。
三浦氏は(自分で明確に説明していたように)徹底した自由主義第一。
自由主義は競争主義を是とするので、エリート主義に帰結。
自分を含む少数のエリートが社会を設計し、弱者はそれをフォローすれば良いという考えに陥りがち。
よしりんは徹底した「庶民感覚」の代弁者。
競争のふるいに落ちた庶民(弱者)を救済する視点から、強者(権力)を批判する。
ある意味で平等主義・社会主義的な目線が残っている。
三浦氏にも、弱者に対する目線は残りつつも、アプローチがまったく違う。(上からの視点か、下からか)
本来なら衝突する関係なわけで、その意味で「ゴー宣道場」は三浦瑠璃のアウェイというのは間違っていない。
だのに、共感しあえるのは、保守・リベラルの余りのナイーブさを非難する点において共闘できるだけではなく、よしりんは「勝気な女」が単に嗜好として好きだし、三浦氏は家庭環境的に九州男児の家風に慣れているからではないか・・・。
三浦氏が男性で全く同じ主張をしていたら、同じように「共感」していたか?
「専業主婦は(楽で)良い」という発言が飛び出して、三浦氏に即座に修正されるあたり、議論を深めていけば対立点はたくさんあると思いました。