以前欲しい本があって書店を2軒（それも結構大きな書店です）探して見つかりませんでした。
その本を帰ってPCからamazonで探したところ検索ポチッですぐに見つかりました。
注文したら2日後には家に届きました。送料も無料です。これって恐ろしく便利なのは確かです。
私は中古品を買うのは避けていましたが、amazonで新品の本を買うのにはためらいはありませんでした。ただ便利だな、と思っていました。その考えも変えたほうがいいと思いました。

そもそも日本人ってここまで安いものが好きだったでしょうか？
主婦がスーパーのチラシを見比べて１円でも安い商品を買うのはよくある話ですが、これは問題ないと思います。
でもそれにネット通販が入ってきてそれと比較してしまう、しかもそれがスマホの普及でどこでも確認出来てしまう。
最悪ではそのスーパーの中で「あ、これはネットのが安い、ネットで買おう」となってしまう。
こうなってしまうのはやはり問題があると思います。

結局不況から財布の紐が固くなって「とにかく安いものを」という意識が強くなりすぎたところにネットが入り込んでさらに安いものが選べるという状況を作ってしまったのが原因でしょう。
そしていつでもどこでもネットが手軽に見れるスマホの普及で「お店に悪いかな」という礼節をも吹っ飛ばしてしまった。
amazonも脅威ですが、スマホとそれを使う人のマナーの崩壊も脅威だと感じました。

切通先生の記事を読んだ今、amazonを使用するのはなるべく控えようと思います。
なるべく小売店を探すようにして、無かったらせめて日本企業の通販サイトで買おうと思います。