障がい者施設の事件が、話題になってますが、 教育現場から言います。 今、特別支援学級の担任をしていますが、 特別支援教育も、今、転換期なのかなと思ってます。 知的障害でいうと、愛護手帳を取れれば、高校入試は、特別支援学校の高等部を受験できる。 でも、取れないと、通常の子と同じく高校入試を受けないとならなくなる。だから、小学校のうちから、社会と理科もやってほしいと中学校の特別支援学級の先生から言われます。特別支援の教育課程にはないものです。 発達障害の子で、自閉・情緒障害学級にいる子は、通常の教育課程に準じるので、通常学級の教育課程の個別指導みたいな形になります。 しかし、学力まで求めると、本来の身につけさせたい 「日常生活の指導」や「生活単元学習」、「自立活動」の時間確保が難しくなります。 担任している子が社会に出て、自立して生活していく ために何が大事か。手探りな毎日です。 学力もつけなきゃいけない、でも、自立に向けて これができないと困るだろう。でも、ただ、子ども達に一方的に詰め込んでいないか? 一昔前は、その子に合わせて余裕をもって指導できたのに、なんか最近は、なにかに急かされているようなかんじです。むずかしいです。 こういう事件が起こると、いろいろ考えてしまいますね。
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小林よしのりチャンネル
(ID:654227)
障がい者施設の事件が、話題になってますが、
教育現場から言います。
今、特別支援学級の担任をしていますが、
特別支援教育も、今、転換期なのかなと思ってます。
知的障害でいうと、愛護手帳を取れれば、高校入試は、特別支援学校の高等部を受験できる。
でも、取れないと、通常の子と同じく高校入試を受けないとならなくなる。だから、小学校のうちから、社会と理科もやってほしいと中学校の特別支援学級の先生から言われます。特別支援の教育課程にはないものです。
発達障害の子で、自閉・情緒障害学級にいる子は、通常の教育課程に準じるので、通常学級の教育課程の個別指導みたいな形になります。
しかし、学力まで求めると、本来の身につけさせたい
「日常生活の指導」や「生活単元学習」、「自立活動」の時間確保が難しくなります。
担任している子が社会に出て、自立して生活していく
ために何が大事か。手探りな毎日です。
学力もつけなきゃいけない、でも、自立に向けて
これができないと困るだろう。でも、ただ、子ども達に一方的に詰め込んでいないか?
一昔前は、その子に合わせて余裕をもって指導できたのに、なんか最近は、なにかに急かされているようなかんじです。むずかしいです。
こういう事件が起こると、いろいろ考えてしまいますね。