配信ありがとうございます。
イギリスにかつて「ゆりかごから墓場まで」という社会福祉に関する言葉がありましたが、日本では「ゆりかごから墓場まで金次第」という時代が来てしまったのですね。結婚の段階で年収が低い男は除外され金次第、結婚して子供が生まれると教育費だ何だとこれも金次第、就職活動も自己啓発まがいの就活塾で金次第、定年退職後も老後の生活で金次第、そして死んだ後の戒名も墓の場所も金次第…。金は第2の血液ともいうし、金もうけが悪だとは思いません。でもおはようからお休みまで金勘定、生まれてから死ぬまで金勘定、死んだ後まで金勘定（三途の渡し船も金次第で等級があったりして…(笑)）ってどうよ？生まれてから死ぬまで幸せが実感できないなんてはっきり言って野生動物と変わりませんよ。行き過ぎた資本主義は人間を畜生にまで劣化させるものだと思います。

モクレンさんの「わたくしのひとたち」が楽しいです。まるでウルトラマンが出てこない怪獣同士の戦いを見ているようで、巻き込まれた周囲の人たちの唖然とする姿が気の毒をこえてかえって笑いを誘いますね。