配信ありがとうございます。今号も楽しませて頂きます。
私は青年海外協力隊に参加し、友人でバングラディシュに行った人も多くいます。特にバングラディシュは親日国が多いと聞きますが、アフリカも含めていわゆる後進国で、日本や日本人はかなりポジティブに受け入れられる、という印象がありました。

しかし、今回のライジングを読んで驚愕しました。２つの意味で。
ひとつめ。バングラディシュのみならず、世界中のどこに行っても日本人はもはや安全ではない、必ずしもいい印象を持たれるとは言えなくなってしまったこと。
ふたつめ。テロリストは日本人をつけて狙っていたと思われること、日本人を意識的に殺害していること、を私は知らなかったこと。普段見ているテレビやラジオでは、こんな話は全く聞いていませんでした。

日本にいれば安心とも言えませんが、少なくともこれまで以上に海外にいる人たち、特に同じ志を持って旅立ったものには、無事に何事もなく帰ってきてほしいと願うばかりです。

そして日本という国がながい歴史のなかで勝ち得てきた信頼を簡単に崩してしまう政権と、そのことに無自覚に政権を簡単に支持する人々に、戦慄を覚えます。

私にできることは何があるのでしょうか。