こんにちは。
昨日のゴー宣道場をネットで拝見しました。その中で違和感を覚えたこと。
東さんの発言で「人口が減少し老人しか残らない村にどこまで金をかけるか」ということが語られ、結果切り捨てることも考えるべきと受け取りました。非常に残酷だと感じました。
僕の趣味に地図があります。とにかく地図を見ることが好きなのですが、スマホアプリに全国市町村ジグソーというのとそれの昭和版があります。各都道府県別に各市町村が1ピースのジグソーです。地図好きには堪りません。昭和版と平成版とを比較して、平成の大合併と言われますが本当に大合併であることを否応なく実感させられます。
残酷というのは、合併は多くの地域の地名を変え、歴史的繋がりが濃いのか疑わしい土地同士での合併が多々あり（例えば元の郡が違うとか政令指定都市になるためとか）、と歴史の継承が軽んぜられ、結果、健全なナショナリズムの出発点たるべきパトリが崩壊していくことを危惧するからです。また東日本大震災の際の援助の手が中々回ってこないのも合併により吸収された旧町村である場合が多かったのではないかと思います。これの更に突き詰めたところが、先の切り捨てになると思います。
全てを残すのは至難とは知りつつせめて地域の歴史が分断されないことを祈るばかりです。