ライジングの配信ありがとう御座います。毎週興味深く勉強させていただいております。

ＥＵ離脱に関するマスコミ報道は、離脱した事を非難する一方的なものばかりで、違和感が凄い。
そんな中、萱野稔人氏がＢＳではありますが、ニュースザップとゆう番組で、「日本では決めつけ過ぎな報道しかないのがすごい不満」であると、中長期的に見ればイギリスの経済は良くなるとゆう分析も多くある事を紹介していました。
ＥＵがドイツ帝国であり、沈みゆく泥船である事も語られていましたが、こんな話がなかなか出てこないのは、先生がお書きになってる通り、民放はスポンサーに媚を売り、ＮＨＫは大企業優遇の安倍政権に気を遣ってるのでは？と邪推したくもなります。
ＴＰＰにも通じる話なので、ちゃんとメディアで検証し国民に知ってもらわないと。道州制の話が自民党内で再燃してるのも気になります。

先生やトッキーさんも紹介しておられる、イラク戦争に関するチルコット報告書。6日夕方にＢＢＣやＣＮＮでは、ブレーキングニュースとしてチルコット調査委の会見を中継していました。一方、日本ではどうかなと同日夜の地上波のニュースをざっと見てはいましたが、ＴＢＳのＮＥＷＳ23で軽く報じられただけのようで、それ以降も積極的に報じられているように見えません。これも戦争を支持し現在は安倍政権を応援するコメンテーター・言論人たちを守るためなんじゃないかとか、うやむやにしておきたい政権の意向なのではないかとか、これも色々邪推してしまいます。

このブレーキングニュースを見た、アメリカ人で詩人のアーサー・ピナード氏はニュースザップ内で、間違った判断で一国のリーダーを殺しているんだから、ブレアとブッシュは責任を取らないといけないでしょ、と発言。「死刑でしょ」とまで言及していました。
2人が死刑なら、真っ先にアメリカを支持した小泉は？国会でイラク戦争の間違いを追及されても認めようとしない安倍は？戦争を支持した言論人たちは？
日本でも、もっとちゃんと報道して、追求してもらいたいです。