よしりん先生は思想家ですから、 政局の事だけから政治を論ずるべきではないので。 あくまで自分個人の、この参院選の見解を、書かせていただきます。 民進党の長島昭久氏が、都知事選に出馬を要請され、 「重く受け止め、真剣に考えたい」と、参院選後に出馬するか決めると。 これはヤバいと思いました。 小池百合子氏が都知事選に出たのは、もう自民党で上に行けないと 察したからと言われています。 長島氏もこの参院選次第ではもう民進党に居ても考えが通らないのなら、 都知事になった方がいいかと、迷っているのでは? 産経新聞サイトによると、5月16日の氏のフェイスブックに「じわじわ と民共の選挙協力の話がなし崩し的に深まり、いよいよ出処進退の正念場 を迎える」と記したと。 前原誠司氏も、4月の衆院北海道5区補選で、共産党の小池晃書記局長ら とともに街頭演説を行ったと。 民進党の派閥は自民党ほどガチガチに固くないと言われるけど。 野田佳彦氏のグループは、そもそも党首選で岡田氏の応援したんでしょ? 細野豪志氏も自分の推薦人の山尾志桜里氏に政調会長のポストを渡したけ ど、細野氏の顔が見えなくなってしまった。山尾氏もガソリン問題で味噌 つけちゃったし。 つまり、民主党内の保守派・改憲派の存亡の危機なんじゃないかという事 です。この勢力が弱体化・消滅する事は、自公の改憲内容にも影響するか もしれないとさえ感じます。 民進党の派閥、グループが固くないとしても、改憲の意思を表明している 4人のグループを減らさない事は、まず大事なんじゃないか? どこまで意見が一致しているか、分からないけれど。 そこで、前原・細野・長島・野田の4グループに所属すると言われている 議員の中で、今回改選の参議院議員を調べて、書き出してみます。 ・前原グループ(凌雲会) 福山哲郎(京都)林久美子(滋賀)前川清成(奈良)松浦大悟(秋田) ・細野グループ(自誓会) 小見山幸治(岐阜) ・長島グループ(国軸の会) 金子洋一(神奈川)大野元裕(埼玉) ・野田グループ(花斉会) 蓮舫(東京) 今発売中の『週刊朝日』『サンデー毎日』の当落予測を読みましたが、 福山哲郎氏と蓮舫氏以外、程度の差こそあれ、6人とも当落線上にいます 。 なんとかこの6人は現職のまま残ってほしい!と、自分は思います。 あと、信用できるかは分かりませんが、元みんなの党だった議員も、 改憲には、反対ではないはずです。 元キャスターの真山勇一氏は、金子洋一氏と同じ神奈川、 食い合いが不安です。 千葉の水野賢一氏も、当落線上。 比例では、小野次郎氏と柴田巧氏が居ます。今回出るのはこの4人です。 もう一つ付け加えるなら、これまた共産とかとも仲がいいんだけど、 小林節は「自衛軍を持ち自衛戦争する」と、『国民怒りの声』設立の記者 会見で言いました。その一点のみを評価して、『国民怒りの声』に投票す るという、ギリギリの選択肢もあります。 もちろん、立候補した議員個人個人の主義主張や考え方、性格、柔軟性、 態度、信頼できるかどうかは、本人と話してみないと、本当のところは分 かりません。もっと情報を集めたり、選挙事務所に足を運べる方は、立候 補者の本質を探って判断していただきたいですが。 皆さんの選択、投票の参考になさってもらえたら幸いです。
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よしりん先生は思想家ですから、
政局の事だけから政治を論ずるべきではないので。
あくまで自分個人の、この参院選の見解を、書かせていただきます。
民進党の長島昭久氏が、都知事選に出馬を要請され、
「重く受け止め、真剣に考えたい」と、参院選後に出馬するか決めると。
これはヤバいと思いました。
小池百合子氏が都知事選に出たのは、もう自民党で上に行けないと
察したからと言われています。
長島氏もこの参院選次第ではもう民進党に居ても考えが通らないのなら、
都知事になった方がいいかと、迷っているのでは?
産経新聞サイトによると、5月16日の氏のフェイスブックに「じわじわ
と民共の選挙協力の話がなし崩し的に深まり、いよいよ出処進退の正念場
を迎える」と記したと。
前原誠司氏も、4月の衆院北海道5区補選で、共産党の小池晃書記局長ら
とともに街頭演説を行ったと。
民進党の派閥は自民党ほどガチガチに固くないと言われるけど。
野田佳彦氏のグループは、そもそも党首選で岡田氏の応援したんでしょ?
細野豪志氏も自分の推薦人の山尾志桜里氏に政調会長のポストを渡したけ
ど、細野氏の顔が見えなくなってしまった。山尾氏もガソリン問題で味噌
つけちゃったし。
つまり、民主党内の保守派・改憲派の存亡の危機なんじゃないかという事
です。この勢力が弱体化・消滅する事は、自公の改憲内容にも影響するか
もしれないとさえ感じます。
民進党の派閥、グループが固くないとしても、改憲の意思を表明している
4人のグループを減らさない事は、まず大事なんじゃないか?
どこまで意見が一致しているか、分からないけれど。
そこで、前原・細野・長島・野田の4グループに所属すると言われている
議員の中で、今回改選の参議院議員を調べて、書き出してみます。
・前原グループ(凌雲会)
福山哲郎(京都)林久美子(滋賀)前川清成(奈良)松浦大悟(秋田)
・細野グループ(自誓会)
小見山幸治(岐阜)
・長島グループ(国軸の会)
金子洋一(神奈川)大野元裕(埼玉)
・野田グループ(花斉会)
蓮舫(東京)
今発売中の『週刊朝日』『サンデー毎日』の当落予測を読みましたが、
福山哲郎氏と蓮舫氏以外、程度の差こそあれ、6人とも当落線上にいます
。
なんとかこの6人は現職のまま残ってほしい!と、自分は思います。
あと、信用できるかは分かりませんが、元みんなの党だった議員も、
改憲には、反対ではないはずです。
元キャスターの真山勇一氏は、金子洋一氏と同じ神奈川、
食い合いが不安です。
千葉の水野賢一氏も、当落線上。
比例では、小野次郎氏と柴田巧氏が居ます。今回出るのはこの4人です。
もう一つ付け加えるなら、これまた共産とかとも仲がいいんだけど、
小林節は「自衛軍を持ち自衛戦争する」と、『国民怒りの声』設立の記者
会見で言いました。その一点のみを評価して、『国民怒りの声』に投票す
るという、ギリギリの選択肢もあります。
もちろん、立候補した議員個人個人の主義主張や考え方、性格、柔軟性、
態度、信頼できるかどうかは、本人と話してみないと、本当のところは分
かりません。もっと情報を集めたり、選挙事務所に足を運べる方は、立候
補者の本質を探って判断していただきたいですが。
皆さんの選択、投票の参考になさってもらえたら幸いです。