だふね のコメント

 遅まきながら、「民主主義という病い」を購入。育児の合間に息抜きどころか、ポカポカポカと脳ミソがサンドバッグ状態です。
 まだ途中なのですが、フランス革命のことは目からウロコがたくさん落ちました。革命の最大の収穫はフランス料理! 料理を前面に出した本のつくりは、そういう仕掛けだったのかΣ(・ω・ノ)ノ!

 革命といえば、私が「ベルサイユのばら」を初めて読んだのは小学2年生の時です。
 幼かった当時、難しいことは理解できませんでしたが、マリーアントワネットが民衆の女どもに寄ってたかって襲われ服を破られ屈辱的な言葉を浴びせられ…、子供ながらにイヤ~な感じとして残りました。
「弱者が権威を破壊する快感を覚えたら始末に負えない」
 連日の東京ケチ事のニュースを見ていても、まさにそう思います。
 舛添氏はセコイだけですが、分相応な贅沢をする先生に対して、ファミレスのドレイの私が(笑)嫉妬するのは筋違いってなもんですよね♪

 消費税増税先送りのことや保育園のことは、私にとっても身近な問題です。
 増税を見越して低所得者層の負担軽減強化を図っていたのにどうすんべ~とお役所にとっては悩ましいですし(私も現場の人間として隅っこにいます)、保育園不足は嘆かわしいながらも、骨身を削る覚悟のない親が劣悪な保育施設に子供を預けた末に死なせたなんてきくとやりきれなかったり…。
 これらの事態も「民主主義という病い」の症状なのでしょうか。

 先日、かなり久しぶりに電車に乗ったのですが、本を読んでる乗客が一人も見当たらないことに驚きました。その代り、大半の手に握られているものはスマホ…。
「民主主義ってなんだーっ」「これだーっ」…脳裏にその光景がよみがえりました。
 そこまでわかりやすいものがいいんかい。
 人が作ったものにあっさり寄りかかっていいんかい。
 問いに対して自分で探求してみようという気はせえへんのかーーーい!
「民主主義という病い」を読め! と、胸ぐらをつかみそうになりました。

No.36 102ヶ月前

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