>>67
もしよろしければ、拙い私から回答することを許していただけないでしょうか？

甚だ失礼ながら、tosiさんは「当事者能力」と「無能」とを混同されておいでではないでしょうか？
「当事者能力」とは、文字通り「事に当たる者の能力」で、ここでは国事行為を指します。
しかしながら、大正天皇は、御病気をされておいででしたので、病が進んでとても国事行為に堪えるお身体ではなかったので、止むを得ず皇太子である裕仁親王が摂政に就かれました。
「当事者能力に欠ける」というのは、国事行為にとても堪えうる状態ではなかったとのことを指し、事実をありのまま述べただけに過ぎず、何ら天皇を貶めることには当たりません。
しかし「無能」というのは、その人が持っている能力を全否定することで、天皇の資質を具えていらっしゃる大正天皇に無能と言うのは、大変不敬な行為と言わざるを得ません。
しかし「不敬ではないか」との質問が出てくる背景には、図らずも質問者が心の片隅に大正天皇を無能だと、自覚無きだと信じたいが、持っていらっしゃるのだと、どうしても勘繰りたくなるのです。

しかし、だからといって私はtosiさんを詰るわけではありません。
寧ろ詰っては、ライジング読者失格だとさえ私は思います。
なぜならば、今日指摘した私が明日同じ過ちを繰り返さないとは限らないからです。
tosiさんの質問は私にとって貴重であり、私に更に考える力を与えてくれたことで、恩人とさえ思います。