ざか のコメント

「民主主義という病い」は、発売日(地方なので数日遅れましたが)に購入しましたが、
その後、何度も読み返しております。
「SPA!」連載時の「ゴー宣」からリアルタイムで今まで読んでいるものですが、
とても勉強になります。

「自主防衛を否定する論拠に「コストがかかりすぎる」」というのは、ネット右翼の人々もでしょうが、
そういう論調に学生時代に影響を受けてしまって、その後社会人になっている人たちも同じような論調で言っているように思います。
現に、自分の周りがそういう感じです。
そうかと言って、それに異を唱える人たちの論調も「アメリカに力いっぱいついて行け!」派に対する「アメリカに嫌々ながら渋々付いて行け!」派のように、政治信条に関する話を聞いている時に思います。

かく言う自分自身も、SNSでの人間関係(実際にお会いしたことがある人達に限ってやらせては戴いているのですが)が、
自分の中で重きを占めてしまい、PCやスマホのトラブルでネットが出来なくなると、何だか心許なくなってしまうので、
やっぱりアメリカの絶大な影響下に置かれた戦後の日本の呪縛、現代病とでもいうべきか、その辺りから全く抜け出せていないと改めて反省する次第です。

ネット右派の論調に影響された人の中には「70数年前のことをいつまでウジウジ言っているんだよ。朝鮮人かよ」と揶揄する人もいますし、ネット左派の論調に影響された人々は、ひたすら「安倍が悪い」「自民が悪い」「自分達に噛み付いてくるのは自民党のネットサポーターだろう」と、これまたくだらない陰謀論というか、お互いに醜い揚げ足の取り合いになっているようにしか見えません。
しかし、そういうネットでのやり取りからは卒業したんだよ、と構えている人たちにも、そういう影響が残っているように見える人たちは少なくないですし、自分自身もそうでない第三者の方々との交流があってこそ、自分を客観視出来ているんじゃないかとか、そもそも自分自身で思っている以上に、戦後民主主義というものから、どれだけその影響を排して自分自身を客観視出来る人たちがいるのか、という思いも致します。
そういう中で、ゴー宣読者の皆様、ゴー宣道場の門弟の皆様のご意見はとても有難いです。
師範の先生方のご意見と共に、ご意見を目にして改めて考える時に、自分自身を冷静に見つめ直すきっかけにもなります。
今後とも応援しております。
長文失礼致しました。

No.130 102ヶ月前

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