私が今勤めている職場で、色々な作業者さんによく出会います。それはガス工事の人だったり、設備屋さんだったり、鳶の人だったり、日によって違ってたりしますが、総じて人懐っこく、気さくに話しかけてくれます。
でも働くときは皆んな必死で働きます。休憩時間に愛想を振りまいて周囲を和ませていた人も、仕事に取りかかった瞬間、真剣な表情に戻ります。
彼らの顔を見て、「ああ、働くとはこういうことなんだな」と、何気ない一日の中に、彼らによって日常の真実というのを教えられます。
それは政治家が国会議事堂とかで鼻をほじったり居眠りするのとは全然違う世界で、ですが、そんなものとは懸隔した貴重な一コマです。
そんな一コマを大切にしながら、この国が抱えている様々な事柄について考えていきたいです。